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2019/1/31
家族で学ぼう!いざというときに役立つ
防災クイズ④「避難時の安全確保編」
みなさんは、突然の災害に慌てず避難するための準備ができていますか?
学校や職場の避難訓練では冷静に行動できていても、実際に災害が発生したときは平常心を保つのが難しいかもしれません。できるだけ落ち着いて行動するために、防災や避難に関する正しい知識を身につけておきたいものです。今回で第4回となる防災クイズ「避難時の安全確保編」で、災害発生時、避難の際に取るべき行動や必要なものを確認してみましょう。
正しいのはどれ!?避難時を想定した備えと行動
避難時に落ち着いて行動するためには、取るべき行動を知っておくことが大切です。災害時を想定して、どの選択肢が適切か考えてみましょう。
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Q1 被害情報・避難場所などの情報は、どこから入手するのが良いでしょう?
①周りの人たち
②ラジオ
③ツイッターなどのSNS こたえ
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Q2 豪雨になったとき、してはいけない行動は何でしょう?
①窓から外の様子を見る
②ラジオやテレビをつける
③お風呂に入る こたえ -
A2「③」
答えは③です。
豪雨のときは、被害や避難情報を知るためにラジオやテレビをつけつつ、時おり窓から外の様子を見て状況を判断しましょう。排水量の多いお風呂は控えて冠水を防ぎましょう。
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Q3 大雨で浸水した道を歩くときに役立つものとして正しいものはどれでしょう?
①杖
②長靴
③水着 こたえ -
A3「①」
答えは①です。
水害のときに役立ちそうにみえる長靴は、脱げやすく、中に水が入ると歩けなくなるのでスニーカーを履きましょう。水着は肌の露出が多いので危険です。また、浸水すると側溝や用水路がわからなくなるから危険。傘や杖で歩く先の安全を確かめて歩きましょう。
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Q4 災害時、建物に閉じ込められた!人の気配がないなかで、どうやって助けを求めるのが良いでしょう?
①大声で叫び続ける
②近くにあるものを叩いて音を出す
③物を燃やして煙に気づいてもらう こたえ -
A4「②」
答えは②です。
人の気配がしないときにむやみに大声を出すと体力が消耗し心の不安も大きくなります。笛があればベストですが、ないときは近くにあるものを叩いて音を出すようにしましょう。物を燃やすと、外の人に気づいてもらう前に煙を吸って亡くなってしまうことがあるので絶対にやめましょう。
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Q5 担架の代わりとして役に立つものとして、もっとも適切なものはどれでしょう?
①パイプいす
②毛布
③障子 こたえ -
A5「②」
答えは②です。
大きめの布は、担架の代わりとして用いることが可能。特に毛布は、布の端を丸めこんで持ち手をつくることができ、安全性が高いです。非常時に担架があるとは限らないので、臨機応変に代用品を使いましょう。
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Q6 自然災害への対策として、普段から確認しておくべきものはどれでしょう?
①最寄駅までの距離
②ハザードマップ
③海や川の温度 こたえ -
A6「②」
答えは②です。
ハザードマップは、水害や土砂、火山などの自然災害による被害を予測して、地図に書き起こしたもので、確認しておくと、避難経路や行ってはいけない場所がわかります。住んでいる町のハザードマップを確認しておきましょう。
家族でハザードマップを確認してみましょう!
今回のクイズはいかがでしたか?避難時は、想定外の事態が起こりやすいもの。災害が起こる前に家族で正しい知識を共有しておきましょう。
また、避難について考えるツールとして、家の近所のハザードマップを利用してみてはいかがでしょうか?ハザードマップは、国土交通省のポータルサイトからお住まいの地域のものを確認することができます。目に見えない危険を見つけるために、家族全員でチェックしてみてください。
「親子で学べる防災クイズ」はジャンル別に12種類のクイズを用意しています。クイズは知識が身につくだけでなく、家族とコミュニケーションをとるきっかけにもなります。家族や友だち、学校などでぜひご活用ください。
クイズ監修:国崎信江先生 (危機管理アドバイザー。危機管理教育研究所代表)
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