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2018/12/6
家族で学ぼう!いざというときに役立つ
防災クイズ①「生活用品編」
近年、日本各地で地震や豪雨などの自然災害が後を絶たず、いつどこで何が発生してもおかしくない状況といえます。もし身の周りで災害が発生したら、家族の安全はもちろん、生活への影響も最小限にとどめたいもの。そのためには、家族全員で防災について正しく理解しておくことが大切です。
しかし、日頃家族で防災について考えたり話したりする機会はあまり多くないと思います。災害が起きてからでは遅いので、今のうちからぜひ家族で真剣に話し合ってみましょう。
日ごろからの準備が大切!
「防災クイズ(生活用品編)」を親子で確認
「あんしんのタネ」では防災について考えてもらうきっかけとして、数回にわたってクイズを出題。第1回は、災害時に必要な「生活用品編」です。
「災害時にどんなものが役立つの?」「どれくらい用意しておけば良いの?」みなさんは何問答えられるでしょうか?子どもでも取り組みやすい防災クイズですので、ぜひ全問正解を目指して、親子で一緒に挑戦してみてください!
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Q1 ラジオや懐中電灯を使うときには欠かせない電池。どれくらいの量を備えておくべきでしょう?
①さまざまな種類を10本ずつ
②充電池を30本
③非常用に備えている家電に合わせて調節する こたえ -
A1「③」
答えは③です。
電池はできるだけコンパクトに、必要な種類を備えておきたいものです。災害用の電気器具に必要な電池の種類・量をまとめた「電池一覧表」をつくるのがオススメ。単3電池を単1電池にサイズ変換できるスペーサーもあると便利です。
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Q2 必ず備えておきたい簡易トイレ。大人一人につき1日何回分くらいの備えが必要でしょう?
①4~8回分 ②1~3回分 ③14~18回分 こたえ -
A2「①」
答えは①です。
大人一人につき1日4~8回はトイレに行きます。普段、1日何回トイレに行くかを数えて、家族の人数×1週間分を用意しておきましょう。なくなったときはビニール袋などでも代用できるので、ストックが少なくなる前に代用品を考えておきましょう。
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Q3 備えておくと安心なものとして「正しくないもの」はどれでしょう?
①いろいろな種類の商品券や旅行券
②サイズや色の異なるビニールゴミ袋
③大量の10円玉 こたえ -
A3「①」
答えは①です。
ビニールのゴミ袋は、簡易トイレの代わりになったり、黒いものは日光を利用してご飯や水を温めたりすることができます。大小・白黒とさまざまな種類を備えておきましょう。10円玉は、用意しておくと停電時でも公衆電話が使えて便利です。
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Q4 備える場所がないときの手段として「正しくないもの」はどれでしょう?
①さまざまな場所に収納する分散備蓄
②普段から多めに食料を用意しておく流通備蓄
③できるだけ量を減らすエコ備蓄 こたえ -
A4「③」
答えは③です。
場所がないからといって量を減らしてしまうと、せっかく備える意味が半減してしまいます。保存のきく食品を普段から多めに準備して、食べたら補充していく流通備蓄(ローリングストック法)や、ガレージやベッドの下などさまざまな場所に収納する分散備蓄が便利です。
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Q5 突然の停電で真っ暗になったときに役立つ日用品はどれでしょう?
① 滑り止めテープ
②ガムテープ
③蓄光テープ こたえ -
A5「③」
答えは③です。
蓄光テープは、太陽や蛍光灯の光を吸収し、蓄積して発光するものです。暗闇で光るので階段やドアノブ、懐中電灯 などにつけておくといざというときに役立ちます。
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Q6 断水時に、給水を受ける際、最も適しているものはどれでしょう?
①ウォータータンク
②湯のみ ③バケツ こたえ -
A6「①」
答えは①です。
給水場や給水車でお水をもらうとき、受ける入れ物がないと困ってしまいます。運ぶ途中でこぼれたり、異物が入ったりしないような容器を用意しておきましょう。
実際に必要なものをチェックしましょう!
クイズはいかがでしたか?初めて知ったということも多かったのではないでしょうか?防災において大切なことは「実際の備え」です。万一の災害から家族の命や生活を守るためにも、正しい知識を身につけておくこと、そして普段から災害時に役立つ生活用品をきちんと準備しておくことが大切です。すでに備えをしていた方も、改めて充分か見直してみてください。
<防災グッズ チェックシート>
https://www.zenrosai.coop/library/bousai/sonae/pdf/checksheet.pdf
「親子で学べる防災クイズ」はジャンル別に12種類のクイズを用意しています。クイズは知識が身につくだけでなく、家族とコミュニケーションをとるきっかけにもなります。家族や友だち、学校などでぜひご活用ください。
クイズ監修:国崎信江先生 (危機管理アドバイザー。危機管理教育研究所代表)
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