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2019/1/17
家族で学ぼう!いざというときに役立つ
防災クイズ③「小さな子どもの備え編」
乳幼児などの小さな子どもがいるご家庭では、災害に備えて“子ども用の準備や対策”をしているでしょうか?小さな子どもが災害を乗り切るために必要な備えは、大人とは異なります。防災クイズ第3回となる今回は「小さな子どもの備え編」です。いざというときに慌てず、子どもを守ることができるように準備をしておきましょう。
事前に用意しておけば、子どもも家族も安心!
子どものための備えは、生活用品だけでなく、災害用持ち出し袋に入れておくと便利なものや災害時の代用品なども含まれます。クイズの答えはぜひ覚えておきましょう。
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Q1 被災生活で子どもの体を清潔に保つために、多めに用意しておくと良いのはどれでしょう?
①アルコール
②せっけん
③おしりふき こたえ -
A1「③」
答えは③です。
大きな災害時は断水で手や体が洗えなくなることも多いです。そんなとき、清潔を保つのに活躍するのが、赤ちゃん用に販売されているおしりふき。子どもはもちろん、家族みんなの手や体を拭くのに使えるため、多めに用意しておきましょう。
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Q2 かさばる紙おむつや衣類を準備しておくとき、役に立つのはどれ?
①アイロン
②圧縮袋
③衣装ケース こたえ -
A2「②」
答えは②です。
紙おむつや衣類で荷物があふれてしまったら、圧縮袋を使ってかさばらないようにします。衣類は上着より下着を多めに用意して衛生を保つようにしましょう。
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Q3 たくさん詰め込んだ非常用持ち出し袋。特に子どものいる家庭で、大きさや重さの目安とすべきなのはどれでしょう?
①車のトランクに入るかどうか
②自転車のかごに乗るかどうか
③持ち歩けるかどうか こたえ -
A3「③」
答えは③です。
何が起こるかわからない緊急時、小さな子どもはなるべく抱っこしながら避難したいもの。特に赤ちゃんがいる場合、荷物が多すぎると身動きが取れなくなってしまいます。実際に持ってみて、身軽に動ける量かどうか確認しておきましょう。
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Q4 子どもとはぐれてしまったときに役立つ緊急連絡カード。どのように身につけておくのが良いでしょう?
①よく使うカバンの中にいれる
②首からさげる
③自宅に大事にしまっておく こたえ -
A4「①」
答えは①です。
保護者と離れているときに役立つカードを作りましょう。名前と緊急連絡先、住所、血液型などを書いておきましょう。首からさげると引っかかって危険です。ふだんよく使うカバンに入れておきましょう。
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Q5 赤ちゃんの健康を守るため、必ず持っておきたいものはどれでしょう?
①パスポート
②母子健康手帳
③年金手帳 こたえ -
A5「②」
答えは②です。
病院にかかるとき必要な情報がたくさん詰まっている母子健康手帳。普段使うカバンや非常用持ち出し袋に、重要なページのコピーを入れておくのがおすすめです。
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Q6 赤ちゃんにあげるミルクの代わりとして使えるのはどれでしょう?
①塩水
②砂糖水
③酢水 こたえ -
A6「②」
答えは②です。
どうしても粉ミルクが確保できないときは、ぬるめのお湯に砂糖を溶かして代用しましょう。カンパンの缶詰に入っている氷砂糖が便利です。哺乳瓶やスプーン、砂糖を溶かす水などの清潔さにも気をつけましょう。ちなみに哺乳瓶は、使い捨てのものがあればベストですが、ないときは紙コップでゆっくり飲ませれば代用できます。
さっそく緊急連絡カードを作ってみましょう!
クイズはいかがでしたか?少しの心がけや日ごろからの備えが、あるとないとでは大違いなので、ぜひ参考にしてみてください。すぐに実践できる備えとして、もしも子どもが一人で被災してしまったときのために緊急連絡カードを作っておくといいかもしれません。それをきっかけに、さらに詳しく子どもと防災について話し合うなど、災害に備えましょう。
●緊急連絡カードのダウンロードはこちら
「親子で学べる防災クイズ」はジャンル別に12種類のクイズを用意しています。クイズは知識が身につくだけでなく、家族とコミュニケーションをとるきっかけにもなります。家族や友だち、学校などでぜひご活用ください。
クイズ監修:国崎信江先生 (危機管理アドバイザー。危機管理教育研究所代表)
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