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絵本をめぐる世界(全7回)

最終回 絵本の価値を伝えていくために

安曇野ちひろ美術館 館長 松本 猛さん

最終回は、世界中の絵本原画の蒐集事業なども行っている安曇野ちひろ美術館の館長も務める松本猛(まつもと たけし)さん松本さんに、美術としての絵本の価値や、画家いわさきちひろの魅力などについて語っていただきました。最終回を締めくくるにふさわしい、素晴らしいお話をうかがうことができました。

第6回 キャラクターが生まれる時

絵本作家 なかや みわさん

そらまめくん、くれよんのくろくん、こぐまのくうぴい、おばけのぽぽ、ばすくん──。なかやみわさんが生み出すキャラクターは、数多くの子どもたちの心をとらえ続けています。魅力的なキャラクターはどのようにして生まれるのでしょうか? また、物語の世界観を紡ぎ出す方法とはどのようなものなのでしょうか? デザイナーを経て絵本作家になられたなかやさんの歩みをうかがいながら、絵本創作の秘密に迫ります。

第5回 クレヨンハウスでの33年間

作家、クレヨンハウス代表 落合 恵子さん

33年前、東京・神宮前に一軒の小さな子どもの本の専門店がオープンしました。アナウンサーから作家に転身された落合恵子(おちあい けいこ)さんが私費を投じて設立された「クレヨンハウス」です。このお店には、それまでの日本の書店にはなかった独自のコンセプトがありました。それは、落合さんご自身の子どもの頃の体験と結びついたものでした──。絵本と、それを読むすべての人への愛情に満ちた心温まるインタビューをお届けします。

第4回 絵本と人生

作家、クレヨンハウス代表 落合 恵子さん

訪れたことはなくても、「クレヨンハウス」という可愛らしい店名を耳にしたことのある人は多いはずです。落合恵子(おちあい けいこ)さんが子どもの本の専門店としてこの店をスタートさせてから33年。その間、絵本は常に落合さんの人生とともにありました。生きることがますます困難になるこの時代、絵本がもつ力を語るのにこれほどふさわしい方はいないかもしれません。一作家として、一書店経営者として、絵本の魅力を存分に語ってくださいました。

第3回 「絵本作家」という職業

絵本作家 五味 太郎さん

おそらく、この人が描いた絵本にまったく触れたことがない人はほとんどいないのではないでしょうか。『みんなうんち』『きんぎょがにげた』『言葉図鑑』『どどどどど』──。五味太郎(ごみ たろう)さんの作品は、よく知られた代表作を挙げるだけでも、長いリストになってしまいます。唯一無二の視点で、絵や言葉、物語を紡いだ五味ワールド。その独自の世界の秘密と魅力、そしてそれを生み出した作家自身のお人柄に迫ります。

第2回 絵本を通じたコミュニケーション

青山学院女子短期大学 非常勤講師 中村 柾子さん

大学卒業後、36年間にわたって保育の現場に関わってこられた中村柾子(なかむら まさこ)さん。中村さんは、意識的に絵本の読み聞かせを実践して、子供たちとのコミュニケーションを図ってこられました。現在子育てをしている人、これから父親、母親になる人、そして純粋に絵本が好きな人──。そういった人たちに向けて、絵本の魅力、絵本の力、絵本によるコミュニケーションの意義などを語っていただきました。

第1回 絵本が子供に生きる力を与える

福音館書店 相談役 松居 直さん

1950年代に福音館書店で月刊絵本「こどものとも」を創刊し、『おおきなかぶ』『ぐりとぐら』『ももたろう』など、数々のロングセラーを生み出してきた松居直(まつい ただし)さん。松居さんが手がけた本を一冊も読んだことがないという人は、ほとんどいないのではないでしょうか。絵本出版を始めた経緯、絵本の本質、絵本が子供に与える影響、名作が生まれた背景などについて、松居さんに語っていただきました。

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