こどもに、こどもと、手作りしよう!

子どものために作るもの、子どもと一緒に作るもの。作る過程も思い出になるいろいろを、毎月ご紹介します。ぜひご一緒に、見て作ってお楽しみください。

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忙しい朝でも無理しない。
大人のお弁当と同時に作る
子どもが喜ぶかわいいお弁当

朝の忙しい時間のお弁当作り、手早く済ませたいけれど、おいしく見た目よく作って子どもにも喜んでもらいたいですね。難しくはないのですが、かわいく見せるための詰め方、手早く作るための手順など普段の食事作りとは違ったコツが必要です。これらのコツをつかめば、大人と子どものお弁当を同時に作ることだってできますよ。

阪下 千恵さん

料理研究家。外食大手企業、オーガニック食品などの宅配会社勤務を経て独立。現在は、書籍、雑誌、企業販促用レシピの開発、Webメディア、テレビ等の料理レシピ作成、食育関連講習会など幅広く手がける。大田区の自宅にて、1回から参加できる少人数料理教室主催。夫と二人の娘の4人家族。『おとなのごはんと一緒に作れる こどのもお弁当』(日本書院本社)他著書多数。

料理研究家 阪下千恵の「みんなでごはん」
今月の先生
用意するもの
  • 鶏肉(前日に唐揚げ用の下味をつけておく)
  • 片栗粉
  • ウインナー
  • ホウレンソウ(前日にゆでておく)
  • ニンジン、サツマイモの輪切り(前日にゆでておく)
  • プチトマト
  • レタス
  • レモン
  • 南蛮漬け用の野菜(タマネギ、ニンジン、パプリカ)
  • 削り節
  • 海苔、ゴマ、調味料各種
  • ピック、紙カップなど
  • 抜き型、海苔用パンチなど
所要時間
約20分
難易度
★ ☆ ☆(とても簡単)
ここがオススメ
下ごしらえや手順のポイントを知れば、ほかのお弁当も楽に作れるようになります。
さぁ作ろう!
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前日の下ごしらえ

朝のお弁当作りを手早くするポイントは、下ごしらえです。前日の夕飯の食材を活用するなどし、朝に一から作るおかずはひとつに抑えておくと楽ですね。
今回は、唐揚げをメインのおかずに、副菜はホウレンソウの薄焼き卵巻き、ゆでたニンジン&サツマイモなど、栄養と彩に配慮したおかずを添えます。大人用には常備菜も使い、唐揚げは南蛮漬け風にアレンジします。
夕飯に使った鶏肉を取り分け、唐揚げ用に下味をつけてジッパーバッグに入れておきます。ホウレンソウ、ニンジン、サツマイモはゆでておきます。夏場は前夜からゆでておくと傷みやすいので、洗っておくだけにします。これだけでも朝の調理が一段と楽になります。

お弁当に彩りを添えるアイテムの一つ、お弁当箱。おいしそうに見せるのは暖色系です。付属の仕切りは使いにくいこともあるので、今回は使いません。
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火を使ったおかずを作る

食材が温かいままお弁当に詰めてしまうと傷みやすくなります。熱いおかずは冷ます時間が必要になるので先に作ります。ウインナーは切り込みを入れて炒め、タコウインナーに。下味をつけておいた鶏肉は片栗粉をまぶして揚げます。薄焼き卵は前の日に作っておくと楽ですが、朝作る場合は一番先に。

どなたが最初に考案したのでしょう、親しまれ続けるお弁当のおかずといえばこれ。ほかに、カニウインナーや花形ウインナーなど好みで。
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そのほかのおかずを作る

作る順番は、まな板が汚れない野菜のおかず→肉などのおかずの順が基本です。ホウレンソウの薄焼き卵巻きは、卵に巻いた一口サイズなので野菜が苦手なお子さんにも食べやすくておすすめです。

ホウレンソウの薄焼き卵巻きは、汁気が出ないように卵とホウレンソウの間に削り節を入れて巻きます。一口大に切ったら子ども用にはピックで刺します。
ゆでたニンジンとサツマイモを型抜きし、それぞれ抜いた部分を交換すれば、あっという間にかわいい一品!
みんな大好きな唐揚げは、子ども用には食べやすい大きさに切るだけ、大人用は千切り野菜と一緒に調味液に漬け込み南蛮漬け風に。
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ごはんを詰める

お弁当箱に詰める順番は、基本的に主食が先。ご飯がお弁当の半分、残りの半分ずつをメインのおかずと副菜が占めるイメージです。今回は子ども用にはおにぎりを、大人用は普通に詰めることにします。おにぎりは一口サイズにするだけでも十分かわいらしさを演出できますが、もうひと手間かけるなら、型で抜いたり顔をつけたりしてもいいでしょう。

かわいい顔が作れる専用パンチを使って海苔の型抜きをします。海苔をハサミで細い帯状に切って、手まりおにぎりにするのも簡単です。
おにぎりはラップを使ってボール状に握り、裏にふりかけをつけます。
型抜きした海苔はピンセットを使っておにぎりに貼ります。ケチャップをポンと置けば、かわいいほっぺのできあがり。
大人用のご飯もこの時に詰めます。
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おかずを詰める

大きなおかず(メインのおかず)→副菜→すきまおかずの順におかずを詰めます。持ち運びによる崩れを防いで見た目もよく詰めるポイントは、斜めに立体的に詰めること。すべてのおかずを紙カップなどに小分けにして平面的に詰めてしまうと量が入らなくなるので、カップ類は最小限に抑えます。

おにぎり、レタス、唐揚げの順に詰めます。
菜箸が汚れたら箸先を水につけてキッチンペーパーで拭きます。手元に水を置いておくと便利です。
ワックスペーパーをくしゃっと丸めて高さを持たせ、その上にホウレンソウの薄焼き卵巻きをのせます。
ゆでニンジン&サツマイモを詰めたら、ミニトマトやタコウインナーなどですきまを埋めて、見た目にもハッピーな子ども用が完成です!すきまおかずは彩りを補う役割も果たします。
先生の、コツを伝授!

赤、黄色、緑の3色が入るように意識すると彩り鮮やかなお弁当になります。色味が足りない時は、ワックスペーパーや紙カップなどの色味で補うのも手です。

できあがり!
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大人用のおかずも詰めてできあがり

続いて大人のおかずを詰めます。子ども用と同じく、主菜→副菜→すきまおかずの順で詰めていきます。

最初に詰めるメインおかずの南蛮漬けは、キッチンペーパーの上に置いて汁気を取ります。
常備菜(今回はキノコのソテー)もプラスして、満足感の高い一食に。ご飯には黒ゴマをかけて大人用のお弁当が完成です。
朝の20分で大人用、子ども用のお弁当ができあがります。ふたを開けたときの喜びは、お弁当ならでは!

レポート:丸橋ユキ

次回の「こどもに、こどもと、手作りしよう!」は、10月1日公開予定です。
お楽しみに!

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