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子どものために作るもの、子どもと一緒に作るもの。作る過程も思い出になるいろいろを、毎月ご紹介します。ぜひご一緒に、見て作ってお楽しみください。
第6回
忙しい朝でも無理しない。
大人のお弁当と同時に作る
子どもが喜ぶかわいいお弁当
朝の忙しい時間のお弁当作り、手早く済ませたいけれど、おいしく見た目よく作って子どもにも喜んでもらいたいですね。難しくはないのですが、かわいく見せるための詰め方、手早く作るための手順など普段の食事作りとは違ったコツが必要です。これらのコツをつかめば、大人と子どものお弁当を同時に作ることだってできますよ。
阪下 千恵さん
料理研究家。外食大手企業、オーガニック食品などの宅配会社勤務を経て独立。現在は、書籍、雑誌、企業販促用レシピの開発、Webメディア、テレビ等の料理レシピ作成、食育関連講習会など幅広く手がける。大田区の自宅にて、1回から参加できる少人数料理教室主催。夫と二人の娘の4人家族。『おとなのごはんと一緒に作れる こどのもお弁当』(日本書院本社)他著書多数。
料理研究家 阪下千恵の「みんなでごはん」- 用意するもの
-
- 鶏肉(前日に唐揚げ用の下味をつけておく)
- 片栗粉
- ウインナー
- 卵
- ホウレンソウ(前日にゆでておく)
- ニンジン、サツマイモの輪切り(前日にゆでておく)
- プチトマト
- レタス
- レモン
- 南蛮漬け用の野菜(タマネギ、ニンジン、パプリカ)
- 削り節
- 海苔、ゴマ、調味料各種
- ピック、紙カップなど
- 抜き型、海苔用パンチなど
- 所要時間
- 約20分
- 難易度
- ★ ☆ ☆(とても簡単)
- ここがオススメ
- 下ごしらえや手順のポイントを知れば、ほかのお弁当も楽に作れるようになります。
前日の下ごしらえ
朝のお弁当作りを手早くするポイントは、下ごしらえです。前日の夕飯の食材を活用するなどし、朝に一から作るおかずはひとつに抑えておくと楽ですね。
今回は、唐揚げをメインのおかずに、副菜はホウレンソウの薄焼き卵巻き、ゆでたニンジン&サツマイモなど、栄養と彩に配慮したおかずを添えます。大人用には常備菜も使い、唐揚げは南蛮漬け風にアレンジします。
夕飯に使った鶏肉を取り分け、唐揚げ用に下味をつけてジッパーバッグに入れておきます。ホウレンソウ、ニンジン、サツマイモはゆでておきます。夏場は前夜からゆでておくと傷みやすいので、洗っておくだけにします。これだけでも朝の調理が一段と楽になります。
火を使ったおかずを作る
食材が温かいままお弁当に詰めてしまうと傷みやすくなります。熱いおかずは冷ます時間が必要になるので先に作ります。ウインナーは切り込みを入れて炒め、タコウインナーに。下味をつけておいた鶏肉は片栗粉をまぶして揚げます。薄焼き卵は前の日に作っておくと楽ですが、朝作る場合は一番先に。
そのほかのおかずを作る
作る順番は、まな板が汚れない野菜のおかず→肉などのおかずの順が基本です。ホウレンソウの薄焼き卵巻きは、卵に巻いた一口サイズなので野菜が苦手なお子さんにも食べやすくておすすめです。
ごはんを詰める
おかずを詰める
赤、黄色、緑の3色が入るように意識すると彩り鮮やかなお弁当になります。色味が足りない時は、ワックスペーパーや紙カップなどの色味で補うのも手です。
大人用のおかずも詰めてできあがり
レポート:丸橋ユキ
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