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繰り返し開いては飽きずに眺めたり、読み聞かせて一緒に楽しんだり。絵本には、絵本だけが持つ魅力があります。世界で読み継がれている名作から、この数年の、静かなロングセラーまで、多彩な絵本の中からこれ!という一冊を、毎月ご紹介するコーナーです。
第13回
『わたしのワンピース』
作:にしまきかやこ
刊:こぐま社
本体:1,100円
ふわふわっと空から落ちてきた真っ白な布きれ。とてもきれいな布きれをみて、白いうさぎの子が、わたしだけのワンピースをつくります。
ミシン カタカタ ミシン カタカタ
ミシンの音を鳴らして布を縫って、できたのは、白いうさぎにぴったりな、真っ白なワンピース。さて、わたしに似合うかな?できたてのワンピースを着て、おでかけです。
ラララン ロロロン ラララン ロロロン
とっても気分がいいから、鼻歌だって、歌っちゃう!
ワンピースを着てお花畑を歩いていたら、あれれ、真っ白なワンピースが花柄に早変わり!雨が降ってきたら、ワンピースは水玉模様に……草の実畑では、草の実の柄に……ワンピースの柄は、お散歩とともに変化していきます。次つぎと、場面によって模様が変わるワンピース、子どもだけではなく、大人だって憧れてしまいます!
初版は1969年。作者のにしまきかやこさんが、創作用のクロッキーノートに書いた「三角形の服を着たうさぎの絵」をしばらく見ているうちに、このふしぎなワンピースのストーリーが浮かんできたのだとか。いまでは、親子3世代でファンも多い、ロングセラー絵本です。
絵本を紹介してくれる人
子どもの本の専門店として43年選書をし続けてきた「クレヨンハウス子どもの本売り場」と保育や育児を30年以上応援し続けて来た「月刊クーヨン編集部」。子どもと大人の目線で、毎月「ぜひ読んでほしい!」絵本を紹介していただきます。
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