2021/9/24

これからの季節は要注意!ゲリラ豪雨・集中豪雨による住まいの被害にどう備える?

近年、局地的豪雨(ゲリラ豪雨)や集中豪雨による土砂災害が多く発生しています。2021年7月3日には、数時間にわたってほぼ同じ場所を雨雲が通過、停滞することでつくりだされる線状降水帯の影響により、熱海市伊豆山では大規模な土石流が発生しました。家屋被害だけでなく人命まで失われています。広島県や島根県など、他にも豪雨被害が続いており、全国的に被害が出ています。
今回は、自然災害の危険性と、住まいの保障の重要性についてお伝えします。

台風・豪雨による被害は増加傾向

気象庁の公表しているデータをみると、豪雨が年々増えていることが分かります。

全国[アメダス]1時間降水量50mm以上の年間発生回数

全国[アメダス]1時間降水量50mm以上の年間発生回数グラフ

図 全国の1時間降水量50mm以上の年間発生回数の経年変化(1976~2020年)
棒グラフ(緑)は各年の年間発生回数を示す(全国のアメダスによる観測値を1,300地点あたりに換算した値)。太線(青)は5年移動平均値、直線(赤)は長期変化傾向(この期間の平均的な変化傾向)を示す。

気象庁:全国1時間降水量50mm以上の年間発生回数

●1時間降水量が50㎜以上80㎜未満の雨とは

予報用語では「非常に激しい雨」です。「滝のようにゴーゴーと降り続く」イメージで、傘が全く役に立たなくなるくらいの強さです。屋外の様子では、「水しぶきであたり一面が白っぽくなり、視界が悪くなり、車の運転が危険」という相当強い雨を言います。

雨が多く降ると、土地に含まれる水分が多くなり、土砂災害が発生しやすくなります。たとえ雨が弱くなっても、降り続くことで土砂災害が起きる危険性が高まるので、安心できません。

住まいる共済の共済金支払件数 約90.0%が自然災害によるものでした。(2020年度)

「住まいに関する共済金」原因別支払件数グラフ

豪雨の増加により、それによる被害も増加しています。上のグラフは、当会が2020年度に住まいる共済(火災共済・自然災害共済)の加入者に共済金をお支払いした災害別のグラフです。これを見ると、約90%が自然災害による支払いであり、そのうち約40%が台風による被害です。

お住まいの地盤を調べておこう!

自然災害の規模は発生するまで分かりませんが、地盤情報は事前に調べることができます。当会では、「お住まいの地盤診断サービス」という無料サービスをおこなっています。住所を入力するだけで、地震発生時の揺れやすさや液状化・浸水の可能性といった防災情報だけでなく、最寄りの避難所も表示されます。さらに、レポートとしてA4一枚に印刷できるので、万一の災害のときに家族で避難所などを確認することにも活用でき便利です。

お住まいの地盤診断サービス

防水情報

台風、豪雨による具体的な被害はどんなものがある?

台風や豪雨による被害では土石流による家屋の流出や倒壊があります。また、倒壊までは至らなくても、土砂が家の中まで流れ込む床上浸水によって、床、畳、壁などが泥水に浸かってしまったり、家電製品はもちろん、床下の電気の配線なども使えなくなります。元に戻すためには、床上・床下に流入した泥をかきだすことが必要になりますし、きちんと対処をしないとカビやシロアリの発生につながり、家の基礎構造部分が弱くなり建物の寿命にも大きく影響しますので、家の復旧にはある程度の費用が必要です。
強風による被害は、壊れた屋根や看板の破片などが風に飛ばされて自宅の屋根やベランダに被害が及ぶこともあります。マンションだからといって安心できません。飛来物によるベランダの損傷や窓ガラスが割れる被害が出ることもあり得ます。

台風、豪雨への備えは、火災保障だけでは足りない?

自宅の建物、家財への備えは火災保障(保険、共済)で備えましょう。
ただし、「火災保障に入っているから安心」とは限りません。加入の仕方によっては、被害に遭っても十分に保障を得られない場合がありますので、注意が必要です。
こくみん共済 coop の住まいる共済を例に説明します。
住まいる共済は、火災共済と自然災害共済の2つの保障で構成されています。火災共済の範囲は、火災、落雷、破裂・爆発、風水害をカバーしますが、以下例のとおり、自然災害に被災した場合、火災共済だけでは充分な保障を受けることができません。そのため、自然災害共済を付帯し風水害の保障を手厚くしておくと安心です。
加入のポイントは、ご自宅をお持ちの方は万一の災害に備えて、建物だけでなく、家財への保障も備えておくことです。

■火災共済だけでは、十分に保障を得られないことも・・・

例)風水害による損害額110万円
・屋根瓦の破損 ・目すかし天井の汚損 ・雨どいの破損(高所作業の足場費用含む)
※家財被害なし

火災共済のみ加入のAさんの場合

火災共済のみ加入のAさんの場合

加入基準どおり、および自然災害共済に付帯していた場合、支払金額に大きな差がでます。

自然災害共済(大型タイプ)にしっかり加入していたBさんの場合

自然災害共済(大型タイプ)にしっかり加入していたBさんの場合

上記共済金のお支払い金額は、加入状況・加入内容に応じて算出した支払い例になります。

例の場合、火災共済のみ加入のAさんと、しっかり加入していたBさんの年間の掛金の差は、木造で約7万5千円、鉄骨造で約4万5千円ですが、支払われる共済金では約100万円もの違いが生じます。
せっかく火災共済に入っていたのに自然災害共済に加入していなかった、もしくは建物の大きさや構造に適した分の保障に加入していなかったとなると、損害額に見合った支払いがされません。保障を選ぶ際は、必要な備えと住まいの状況に適した保障額を備えておくことをおすすめします。

まとめ

近年増加している豪雨等の災害。まず災害時にはご自身、ご家族の身の安全が第一です。気象庁から発表される警戒レベル相当情報に注意し、必要であれば早めの避難をしましょう。ご自宅の保障を充分備え、もしものときにご自身やご家族の安全を一番に考えられるようにしておけば安心ですね。

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(初回掲載日:2021/8/13 更新日:2021/9/24)


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