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2017/5/31
0歳児ママは今すぐ備えておこう!赤ちゃんの病気・けがにかかるお金のあれこれ
赤ちゃんの誕生は、ママにとって人生で最も大きく、そして、最も嬉しいライフイベントといっても過言ではないでしょう。ベビー服やベビー用品、おもちゃなどを出産間近からたくさん買い揃え、赤ちゃんを迎え入れる準備は万端!
……と思っていませんか?
ウキウキした気分に水を差すのは本意ではありませんが、赤ちゃんの「病気・けが」に対する備えもしっかりとしておきましょう。というのも、誕生したばかりの赤ちゃんは病気やけがをするリスクが非常に高いのです。
0歳の赤ちゃんの受療率(入院)はシニア世代と同じ!
じつは0歳の赤ちゃんの受療率(入院)は、20歳代~50歳代の成人より多く、60歳~64歳とほぼ同じなのです(厚生労働省「平成26年患者調査」より)。「受療率(入院)」とは、ある特定の日、疾病治療のために全医療施設に入院している患者数と人口10万人との比率のことをいいます。
一般的には、生後6ヵ月程度までは母乳を通じてもらった免疫に守られ、病気にはかかりにくいといわれています。しかし、ママからもらう免疫では防げない病気(先天的な疾患など)があったり、免疫の効果が薄れるとされる6ヵ月以降に感染したりするケースが考えられるのです。
例えば「肺炎球菌感染症」などは、特に0歳の赤ちゃんが感染するリスクが高いとされているため注意が必要です。仮に予防接種を受けたとしても、感染してしまうこともあるようです。この病気を引き起こす「肺炎球菌」という細菌は、集団生活を行うほとんどの子どもが持っているといわれ、菌を持っていても症状が出ない状態で普通に生活しています。しかし、この菌によって0歳の赤ちゃんが肺炎球菌に感染すると、肺炎や中耳炎、髄膜炎といった重い合併症を起こすことがあり、重症化すると入院治療が必要になる可能性もあるのです。
また、病気以外にもベビーベッドからの転落や誤飲などによってけがをするリスクも少なくありません。
赤ちゃんが入院しても健康保険があるから大丈夫……これって本当?
健康保険に加入していれば、0歳の赤ちゃんの医療費を助成してもらえます。自治体により助成額や対象条件(年齢や所得制限など)に違いがありますが、赤ちゃんにかかった医療費の実質的な自己負担額はかなり抑えられるでしょう。
しかし、本当にそれだけで安心でしょうか……?
なぜなら、当然のことながら0歳の赤ちゃんや小さな子どもをひとりで入院・通院させることは不可能だからです。ママやパパが一緒に入院したり、仕事を休んで病院に付き添ったりする必要が生じます。そのため、子どもにかかる医療費以外の出費や収入減を避けることはできません。
また、赤ちゃんや小さな子どもの入院となると、さまざまな理由から個室を希望するケースもあるでしょう。そうなると、差額の入院費用の負担を求められることになります。
0歳の赤ちゃんの入院や通院では、医療費以外にも多くのお金がかかることを頭に入れておきましょう。
予期せぬ病気やけがでわが子が入院・通院を余儀なくされれば、思わぬ出費が続いて家計が苦しくなることがありえます。赤ちゃんの病気やけがのリスクをゼロにすることはできませんが、もしものときに備えて、お金の心配だけでも解消しておきませんか?
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