INTERVIEW

社会や組合員の声に
耳を傾け、ニーズに
合った
共済開発を
進めていく。

共済開発

大田 彩未

2018年4月新卒入会

本部 共済開発部
入会以来、共済開発部に配属され、共済開発の業務を担う。趣味は街歩き。昔懐かしい商店街が好きで、休日はぶらりと散策を楽しむ。

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こくみん共済 coop に入会を決めた理由は?

学生時代は吹奏楽部に所属していて、副部長をしていたこともあります。そのため、自分でリーダーシップを持って引っ張っていくよりは、そういった人を裏側で支えていくほうが自分には合っていると思い、「人や社会を支える仕事」を探していました。

就職活動は金融業界を中心に仕事探しをしていて、調べていく中で「共済」というものを知りました。「困っている人を、みんなでたすけよう」という共済の理念や仕組みに興味を持ち、選考を受ける中でも自分の考え方と共通する部分が多く、「ここでならやりがいを持って、自分らしい働き方ができる」と思い入会を決めました。

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現在の仕事内容は?

共済開発部の役割は、組合員の皆さまのたすけとなる「より良い共済制度」を開発することです。私のように制度内容の精査などを行う企画担当の職員と、高度な数理計算を担当するアクチュアリーとして働く職員が力を合わせ、共済制度の開発・改定を進めていきます。

共済制度の開発・改定の基本な流れとしては、まず日々組合員の皆さまから寄せられる要望や課題を分析することから始まります。その中からニーズや緊急性の高いものを選定し、開発・改定に向けた検討を進めていきます。法律や事例と照らし合わせながら、規約や保障内容の整合性はとれているか確認し、制度の内容を決定。その後は、行政の認可を得てリリースとなります。またリリース後に、取り扱い説明書の作成や職員からの制度への問い合わせに対応するのも私たちの大切な役割です。

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この仕事のやりがいは?

共済開発部は、組合員の声をもとに制度改定を行うことができる唯一の部署です。こくみん共済 coop にとっても、組合員の皆さまにとっても影響力の強い部署であり、責任を感じると同時に、そんな重要なミッションに携われることに大きなやりがいを感じています。

印象に残っているエピソードとして「個人賠償責任共済」の改定があります。これは、分かりやすく保障の改善が実施された案件で、保障の上限が「1億円」から「3億円」に引き上げられました。リリース後に共済ショップに訪れる機会があり、その際に職員の方から「組合員の皆さまからすごく好評だよ」という声をいただき、1年以上かけて改定した意義があったなと、誇らしい気持ちになりました。

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この仕事の難しいところは?

共済開発の仕事は、共済制度の調査から規約・細則の精査、行政折衝、リリース後の対応まで、制度開発・改定に関わる一連の業務をすべて担当します。業務が多岐にわたるため覚えることも多く、行政認可のための資料集めなど難しい作業もたくさんあります。

そのため、担当者に関わらず部門内でコミュニケーションを取り、お互いにたすけあいながら業務を行っていくことがとても大切です。定期的に意見交換会を開き、情報を共有するようにもしています。他の職員の意見を聞くことで自分一人では考えつかなかった「気づき」や、見落としていた「ミス」に気が付くこともよくあります。部門内では、役職者関係なく「さん付け」で呼ぶなど、誰もが意見を気軽に言い合える雰囲気があり、それが働きやすさにもつながっています。

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あなたが実践する「お役立ち発想」とは?

共済開発を行ううえで「お役立ち発想」というものを考えると、それはやはり「組合員の皆さまからの要望を上回るような共済制度を開発する」ことだと思います。とは言いつつも、共済開発部は、組合員の方と直接お会いする機会はほとんどありません。そのため、できる限り組合員の皆さまからの声を拾い、生活者や組合員の視点をもつことを意識しています。

こくみん共済 coop では、各拠点から集められた職員や組合員の皆さまからの意見を記録していて、それをシステム上で確認することができます。集められた貴重な意見を次の制度開発・改定に活かせるように自分でも記録をつけ、組合員の声をできる限り反映させた制度づくりをしていきたいと思っています。

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こくみん共済 coop の好きなところは?

就職活動の際に重要視していた点でもあるのですが、「休みがとりやすい」ところはこくみん共済 coop の魅力だと思っています。特に嬉しいのが、1年の間で好きな時に取得できる5日間の連続休暇です。子どもがいる職員は夏休みに合わせて取ることもできますし、逆にオフシーズンに旅行を楽しむこともできます。私は旅行をするのが好きなので、いつも上手く活用させてもらっています。

また、毎月1回は有給休暇を取得しようという声かけがあったり、定期的にノー残業デーが設定されていたり、日常的にメリハリをつけて働ける環境が整っています。プライベートも充実させたいと思っている方にはピッタリの環境だと思います。

私のキャリア

私は入会以来ずっと共済開発の業務を担ってきました。共済開発部の職員はここで10年以上キャリアを積む方も多く、経験豊富な先輩たちがたくさんいらっしゃいます。私もこの場所でもっと知識を磨いて経験値を高めていきたいと思っています。今後の目標としては、よりたすけあいの仕組みを実感できるような保障を開発していくこと、また行政との折衝業務にも挑戦してみたいです。

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