INTERVIEW
「なんとかしてあげたい」
という想いで、一人ひとりの
組合員に寄り添っていく。
共済金支払(損害系)
尾崎 太一
2015年4月新卒入会
損害共済金部
入会以来、共済金支払(損害系)業務を担当。愛知県から大阪府へ異動し、再び愛知県に戻り損害共済金部にて活躍中。2児の父として休日は公園などで子どもたちと遊んで過ごす。
01
こくみん共済 coop に入会を決めた理由は?
大学時代、児童相談所で子どもの支援ボランティアに関わっていたこともあり、最初は児童相談所の職員をめざしていました。ただ、就職活動をするにあたり、もう少し視野を広く持ちたいと思い、「困っている人の役に立てる仕事」という軸で色々な会社の説明会を受けてみることにしました。
こくみん共済 coop の説明会に参加し、その時見た動画の内容が入会の決め手になりました。その動画とは、東日本大震災の時、こくみん共済 coop の職員が一丸となって、被災者の対応をしている映像です。学生時代に東日本大震災の募金活動を行っていたこともあり、当会の想いに共感する部分が多く、私の軸ともマッチしたので入会を決めました。
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現在の仕事内容は?
組合員の皆さまが、火災や台風、地震などで住宅被害に遭われた際に、迅速かつ正確に共済金の支払いを行うことが私のミッションです。具体的には、被災した組合員の方へ電話で被害の状況をヒアリングし、書類の発送を行ったり、共済金のお支払い額を決定したりしています。場合によっては、実際にご自宅に訪問して自ら被害状況を調査することもあります。
共済金をスムーズに支払うことで喜んでもらえることも多いですが、公正に判断した場合にどうしても共済金を支払えない方や支払い額が想定より少なくなってしまう組合員の方もいます。その際は、「支払えません」と冷たく接するのではなく、「どうしたら組合員の方の力になれるか」を考え、できる限りのサポートをするように心がけています。
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この仕事のやりがいは?
共済金支払(損害系)業務の魅力は、共済金という形でお役立ちをダイレクトに組合員の皆さまに届けられることです。また、組合員の方のお話をしっかりと聞き、質問に対して丁寧に対応して安心感を持ってもらうことも、私たちの大きな役割だと思っています。
住宅被害に遭われた組合員の方は、とても不安な気持ちを抱えています。特に火事や地震などで家が全壊してしまった場合などは、住む場所がなくなってしまったというショックが大きく、まず安心してもらえるように声をかけることが大切です。その結果、組合員の方から感謝の声やお手紙をいただけることもあります。その時は、誰かの役に立っていることを強く実感し、仕事へのやりがいにつながっています。
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人や社会への貢献を感じたエピソードは?
この仕事をしていると、人や社会への貢献を感じる場面がたくさんあります。例えば、千葉県で大きな台風被害があった際は、こくみん共済 coop の職員が全国から集まり、被災地調査を実施しました。私も実際に現場へ行き、みんなで力を合わせて困難を乗り切る力強さを肌で感じました。
当時は被災地調査中にも関わらず千葉駅周辺が冠水するなど前例のない被害が発生し、住宅被害もかなりの数にのぼりました。「なんとかしてあげたい」という想いで、夜遅くまで作業を行い、職員が一丸となって一生懸命に現場調査をやり切ったのを覚えています。こくみん共済 coop の団結力と「たすけあい」の精神を感じた出来事でした。
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あなたが実践する「お役立ち発想」とは?
少しでも組合員の方のお役に立てるように、できる限りのことをしてあげたいと思っています。例えば、建物の修理業者の選び方を教えたり(最近では悪質な修理業者が増えてきているので、その対処法などをアドバイスしています)、当会の共済では共済金が支払えない場合には他に保障される可能性のある商品がないか探したりもします。
職場の先輩がいただいた感謝の声の中で、20年前に火災被害で共済金をお支払いした組合員の方が、20年後にも担当者の名前を覚えており担当者の親身な対応を感謝していたということがありました。共済金を迅速に支払うのはもちろん、お役立ち発想で契約者に寄り添った対応をしたことで強く印象に残っていたのだろうと感じました。
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こくみん共済 coop の好きなところは?
男性でも育児参加がしやすい風土は、こくみん共済 coop の大きな魅力だと思います。私自身2児の父として子育てと両立して業務を行い、子どもが生まれた後は5日間の特別休暇をいただきました。育休を取得している男性職員も多く、男女問わず子育てへの理解が深い組織だと思います。
実際私も、上司や同僚に業務をフォローしてもらっているおかげで、毎日ほぼ定時に帰宅することができ、子どもと一緒にごはんを食べたり、一緒にお風呂に入ったり、子育てに積極的に参加することができています。他ではあまり聞かない「おむつ代」の支援制度があったりと、子育てに関する福利厚生は本当に手厚いと思います。
私のキャリア
入会してから長く共済金支払部門で経験を積んできました。このまま共済金支払の知識やスキルを磨いていきたい気持ちもありますし、事業推進などの他部門にもチャレンジしてみたい気持ちもあります。どの部門であっても、どのポジションであっても、こくみん共済 coop の一員であることには変わりません。その時いる場所で目の前の仕事を着実に対応していき、さまざまな知識に精通している人材へと成長していきたいです。