INTERVIEW

広報活動を通して、
こくみん共済 coop の
ファンをもっと
増やしたい。

ブランド戦略

金子 木の実

2012年4月新卒入会

本部 ブランド戦略部 ブランド統括課
入会後、事業推進(居住域)を担当し、2年目からは事業推進(職域)の業務を約5年担う。その後、本部へ異動し広報・広告宣伝の領域で活躍の幅を広げている。休日の楽しみは、友人と街をぶらりと散策して過ごすこと。

01

こくみん共済 coop に入会を決めた理由は?

就職活動の軸としていたのは、「多くの人の役に立つことができる仕事かどうか」でした。その理由は、昔から人を喜ばせるために何かすることが好きで、人から必要とされた時に幸せを感じる瞬間が多かったからです。きっと、人の役に立てる仕事・会社であれば、自分らしい働き方ができると思いました。

そんな軸で仕事選びをしていたので、こくみん共済 coop を知ったときは、「まさにここなら本当の意味で人のために働ける」と感じました。こくみん共済 coop は、人々の生活を守り、豊かにすることを目的としている非営利組織です。そのため、組合員の皆さまにとって本当に必要なものを提案でき、「人・家・くるま」という幅広い保障分野で人生をサポートできると感じました。

02

現在の仕事内容は?

こくみん共済 coop 全体の広告宣伝や広報活動を担うブランド戦略部は、事業推進で使用する推進ツールの作成などを行う「ブランド推進課」、SNSやWebサイト等のオウンドメディア、各種広告の運用を担当する「ブランドコミュニケーション課」、そして私が所属する「ブランド統括課」の3つの課で構成されています。共通するミッションは、ブランディングにより、こくみん共済 coop のファンを増やしていくことです。

その中で私が担当しているのは、広報・PR業務。メディアやその先にいる生活者・組合員の皆さまに向けて、こくみん共済 coop のさまざまな情報を発信しています。例えば、最新の取り組みについてニュースリリースとして文章をまとめて発信したり、メディアからの取材対応や各種発刊物への寄稿なども私の業務範囲です。特色の異なる各メディアにどうアプローチをするか戦略を考えるのは難しくもありますが、この仕事の醍醐味でもあります。

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この仕事のやりがいは?

やりがいを感じるのは、自分で創意工夫しながら作成した文章が、さまざまなメディアに掲載され、反響を呼んだ瞬間です。それを初めて実感したのは、配属されて間もない時に任されたあるメディアの取材対応でした。

その取材は共済の制度内容に関するものだったのですが、プラスアルファの情報として、私たちが実際に行った「被災者生活再建支援法の成立に繋がった署名活動」や「防災・減災の普及啓発活動」などの情報を伝えたところ、その内容についても記事に掲載されました。どんな記事を掲載するかは、メディア側が決定します。でも、どんな情報を、どんな切り口で、どんな言葉で伝えるかは私たち次第。情報発信の仕方次第で、内容が大きく変わることをこの経験で学びました。

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この仕事の難しいところは?

広報の仕事をしていると、日々さまざまなメディアの皆さまとコミュニケーションをとる機会があります。その際に世の中の状況や業界動向を知っておかないと、せっかくのチャンスを逃してしまいます。そのために、常に社会全体の関心事にアンテナを張り、情報収集を欠かさないように心がけています。

とはいっても、通常業務を行いながら一人で情報をインプットし続けるのには限界があります。そこで、クリッピングツール等の活用により、こくみん共済 coop や業界に関連するニュースを収集し、そのまとめられた情報を毎朝確認するようにしています。その他にも、広報担当者が集まる外部セミナーに参加したりなどして、情報をアップデートしています。

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あなたが実践する「お役立ち発想」とは?

私が考える「お役立ち発想」とは、生活者や組合員の皆さまが求めていることに対して、自分には何ができるのか考えることだと思っています。そのため、広報活動を行う際は、一方通行の情報発信とならないように、発信内容をよく検討するように心がけています。

例えば、子育て世帯に響くPRを行いたい場合は、実際に子育て世帯の職員へヒアリングを行ったうえで、情報発信を行います。保育園で流行している病気や子育てで不安に感じていることなどは、実際に生の声を聞かないと分からないことがたくさんあります。自分の頭の中だけで答えを出すのではなく、届けたい情報が届けたい人の元に届くよう意識して広報活動を行っています。

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広報・PRをする上で大切にしていることは?

最近の市場動向やニーズの変化に対応したアプローチを考えるように心がけています。こちらが伝えたい情報だけを伝えても、メディアが伝えたい内容と必ずしもマッチするとは限りません。そのメディアがどんなターゲットに対してどんな情報を届けたいのかを逆算して考え、メディアに響く切り口に加工して情報を提供しています。

例えば、コロナ禍の影響によって、密を避けながら移動できる「二輪車(バイク)」の需要が近年高まっています。しかし調べてみると、二輪車の任意補償の加入率は低く、補償が不十分なドライバーが多いことが分かりました。そこで、バイク情報を扱うメディアに二輪車の任意補償ニーズを喚起するニュースレターを発信。すると、担当者に関心を持っていただき、記事が掲載され、こくみん共済 coop のPRにつなげることができました。

私のキャリア

入会してから事業推進(居住域と職域の両方)を経験してきたことで、そこで培った共済に関する知識や経験が、広報・PRを行う際の土台になっています。広報・PRの仕事は、こくみん共済 coop の魅力を広く社会に伝え、その理念や活動に共感する人を増やすことです。そのためには、もっと経験を積み、企画力を高めていきたいです。また、今後は自分の仕事だけでなく、チームにも目を向けて、リーダーシップを発揮していきたいです。

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