手の骨折も、塀の損害も費用をまかなえた
大事なのは保障内容を理解すること

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神奈川県在住
石川 聡
(いしかわさとし)さん [50代]

PROFILE
グループ企業に福利厚生サービスを提供する会社に勤務。趣味は旅行で、特に海がきれいな沖縄県の波照間島には年数回訪れている。

こくみん共済 coopは手頃で安定している印象だった

 入社してからすぐ、病気や怪我についてはとある保障に加入していましたが、保障を扱う部署におり、こくみん共済 coopも担当していたことから、2000年ごろに、より手頃な掛金で保障が得られるこくみん共済 coop の保障に加入しました。住まいる共済についても同様のタイミングで加入。掛金が給与天引きされて、年末調整の手間が不要というメリットもありました。
 社会人になったタイミングで何かあった時のことを考えて加入したとはいえ、一切怪我や病気になりませんでした(ならないにこしたことはないのですが……)。ですから、共済金を受け取ることもなく、正直損している気分でした。しかし2005年のある日、こくみん共済 coop にお世話になることに……。

お酒を楽しんだ帰り道、思いがけず手の甲を骨折

 その日は忘年会があって、夜に帰宅しました。玄関の鍵を開けようとした時に、忘年会のプレゼントで当たったpublicdomainq-0037648rqvbwo.jpg大きなぬいぐるみが邪魔で振り払ったら、後ろのブロック塀に右手の甲をぶつけてしまって。「コキッ」と音がしました。骨折したんだとすぐわかりましたね。時間も遅かったので、病院には次の日に行くことにしました。
 次の日の朝に病院に行ったら、案の定骨折していて……。そこまで重症ではなかったので、手術することもなくギブスで約1カ月半固定することになりました。職場にもすぐ復帰できたのですが、大変だったのは、利き手じゃない左手でパソコンのキーボードを打つことでした。日常生活では、入浴時に、左手しか使えない上に右手を濡らしてはいけなかったことが、すごく苦労しましたね。
 共済金の請求をしたのは治療中のタイミングでした。実は、当時知識不足で通院日だけが受給の対象だと思っていて、ギブスをしている期間も対象になるとは知らなかったんです。こくみん共済 coopの担当者が教えてくれて、「なんてありがたい保障なんだ」と思いましたね。

自宅のブロック塀が破損。こくみん共済 coop が取り次いでくれた

 他にも2021年には自宅の塀に車両が飛び込む事故があり、その時にも共済金の手続きをしました。
 自宅の近くの米軍基地の公用車にぶつけられて、塀や鉄柱がへこんでしまったのです。実は自宅の前の道路はすごく狭いのですが、近くに商業施設ができたため、抜け道になってしまい、これまでも何回か当て逃げの被害に遭っていました。今回のケースは、その日の夜に米軍関係者が自宅まで尋ねてきて、そのまま現場検証となり判明しました。
publicdomainq-0062516qoocwp.jpg 説明を受けて知ったのですが、米軍車両は自動車の補償に入っていないようで、政府が米国まで補償の請求をしないといけないらしいのです。提出資料が山ほどあって煩わしいし、おまけに補償金が下りるのに1年ぐらい時間がかかってしまうとのこと。なんて大変なんだと思いました。そこで、事故の翌日にこくみん共済 coop に連絡してみると、「米軍に請求するので共済金の請求をしてください」との返事が……。面倒な申請の必要がなくなり、肩の荷が下りた気分でした。しかも、臨時費用共済金(罹災後の臨時の支出に充てるための共済金)が工事費の実費に上乗せして振り込まれたので、非常に助かりました。
 また、半年後にも同様の被害に遭い、加入していなかったら大変でした。

こくみん共済 coop は申請がとても簡単

 2つのケースを通して感じたのは、こくみん共済 coop は給付手続きが難しくなくスムーズだったことです。見やすい記入例が付いてくるのもいいですね。強いて言うなら見取り図を書くのが少し大変でした。二度もあるならコピーしておけばよかったです。

保障内容をしっかり理解しておかないと損をしてしまう

 保障は私にとって「生活基盤を守る」ものだと思っています。例えば、ブロック塀や鉄柱の修理代をsusei17924720889894.JPG自己負担したら数十万かかりますし、骨折したら仕事ができなくなったり出費もかさんでしまったりする。そこをサポートしていただけるのは、相当心強くて、頼りになる存在です。
 あともうひとつ、私は火災共済で保障されるのは家そのものだけで、塀の損傷までカバーしてもらえるとは思っていなかったので、「保障の内容をしっかりと理解しておいたほうがいい」ということをお伝えしたいです。一回加入したら、保障内容を見直す機会って少ないですよね。どこまで負担してもらえるかを把握しておかないと、せっかくの保障を十分に生かせないことも多いのではないでしょうか。定期的に見直して知ることが大事。今回のケースで身をもって気づくことができ、改めて実感しました。

編集後記

 ご趣味の旅行を楽しみながら健康で豊かな生活を送られている石川さん。保障内容を把握することの重要性に気づかされましたね。これからも、充実したアウトドアライフを送っていってください!