強烈なひょうで、改めて保障の重要さを実感
経験を生かし、より手厚い保障にしたい

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群馬県在住
鈴木 善徳
(すずき よしのり)さん [48歳]


PROFILE
自動車の部品メーカーの工場に勤務。妻と義母と、3人暮らし。

コロナ禍で趣味のソフトボールができなくなり、

運動不足に悩んでいる。

新たな趣味として、ロードバイクへの挑戦を計画中。

「車をコツコツと叩く音」 最初はたいしたことないと思っていたが…

1992年に今の会社に入社後、会社の組合でこくみん共済 coop さんのセット共済と団体年金共済に加入しました。また、火災共済(現:住まいる共済)については、2007年ごろに自宅を建てた際に加入しました。その後、先輩からの勧めで執行部となり窓口を担当しています。それからというものの、特に保障のお世話になることはなかったのですが。我が家を災害が襲ったのは、car.jpg20226月の平日のことでした。まさにこくみん共済 coop さんとの会議に出席しようと車を走らせていたら、突如車の天面をコツコツと叩く音が聞こえました。その音の正体は、ひょうだったのです。天面を叩いていたものの、車に傷はつかず、「大したことじゃないな」と当時は思っていました。

想像以上の被害をもたらした「ひょう」

 しかし数日後、ふと自宅の雨どいが損傷していることに気づいたのです。目視できるほどの大きさの穴が雨どいに数十カ所も空いていました。また雨どいだけではなく、屋根も被害を受けていて、屋根の端の破片が床に散乱しているではありませんか。そこでようやく「ああ、この間のひょうの仕業だな」と気づきました。

house.jpg 後になって近隣の方に話を聞くと、我が家周辺にはこぶし大のひょうが降ってきたそうで、近隣の家では窓ガラスも割れていたようです。ひょうが降ってきた当初、私がいた場所と家までは少し離れていましたが、数kmの差で被害の大きさがこんなに違うとは思いませんでした。他にも私の弟が働いている会社の倉庫が自宅と同じ市内にあるのですが、そちらでは弟いわく「野球ボール大のひょうが降ってきて危なかった」とのことで、かなり被害の大きいひょう害だったと改めて実感しました。

 今まで15年間今の家に住んできて、保障を受けるほどの被害を受けたことはありませんでした。しかし、ショックというよりは、「修理にいくらぐらいかかるんだろう」という不安が大きかったです。同居している家族は、当日仕事に出かけていたため被害に遭いませんでした。また、屋根に損傷が起きていると知った時の反応も薄く、意外とのんきなものだなと別の意味で驚いたのも覚えています。

まずは、周りの被害状況を確認するのが自分の役目だと思った

 その後、執行部としての役割を果たすべく、我が家のことよりも周りの組合員の状況を確認しないといけないと思いました。すると、実際に被害に遭った組合員もいたので、こくみん共済 coop さんに急遽、utiawse.jpgひょう害についてのチラシを作ってもらい、それを周りに配りました。私の周りで被害に遭った人は10人ほどで、その多くは車が損傷してしまい、新車にも関わらず被害に遭ってしまった人もいました。こちらはマイカー共済でカバーすることができましたが、一方で共済に加入しておらず補償を受けられなかった人もいて、やはり今後も任意での共済の加入を勧めていく必要があると感じました。

WEBでの手続きが想像以上にお手軽なことに驚いた

 周囲の組合員のほうが落ち着いてきたので、我が家に目を向けてみることに。今まで保障に加入しているだけでしたが、保障に入っている以上それを生かさないのももったいないし、自分が組合の執行部に入っている以上周りの組合員に実際の過程を教える義務があると感じていたので、今回請求をすることにしました。保障の内容についてはもちろん知っていましたが、私自身がその当事者になったことはなかったので手続きをするのは初めてでした。

 そこで驚いたのは、その手続きの工程がとても簡単だということです。まずは被災受付をWEBで行い、組合事務所にPCsumaho.jpgこくみん共済 coop の担当者さんが来てくださって、手続きをしました。請求書の記載事項もそこまで多かったり複雑だったりということもなく、あっという間に手続きが完了しました。

 他に印象的だったことは、申請を出してから振り込みまでの期間です。予想では、申請をしてから振り込みまでに数週間はかかると思っていましたが、私の場合、実際には1週間もしないうちに振り込みが完了していたので驚きました。

 その結果、全額とまではいきませんでしたが、修繕費用の大半を保障でまかなうことができたのです。

当事者にならないとわからない、保障のありがたみ

 普段、いつもの生活をしているだけでは、なかなか保障について考えることはないと思うのですが、今回の一件を通して、自然災害共済(住まいる共済)のありがたさをしみじみと感じました。

 特に新しく車を買われた方や新しく住宅を建てられた方には、「いつ自然災害に遭うかわからないから保障に入った方がいいよ」と強くお勧めをしたいです。私自身も、今回の保障でもカバーしきれなかった部分があるので、より手厚い保障を検討したいと思っています。

編集後記

 今回の災害を通じて、今まで表面上でしか理解できていなかった保障について、当事者になることでより深く学ぶことができたという鈴木さん。運動不足を解消できる、素敵なサイクリングライフを実現していただきたいと思います。