こくみん共済 coop の公式ホームページお問い合わせ全国の窓口関東統括本部 公式ストーリー記録的な台風で痛感した“備え”の必要性。保障は生活の復旧に役立つ存在

記録的な台風で痛感した“備え”の必要性。
保障は生活の復旧に役立つ存在

野田 浩二(のだこうじ)さん

千葉県在住
野田 浩二
(のだこうじ)さん [45歳]

PROFILE
製造会社勤務。約10年前にマイホームを購入し、妻、社会人の長女、中学生の長男の4人家族。職場では労働組合の組合長として保障の相談にのるなど組合員をサポート。

観測史上最大規模の台風で被災。激しい風雨に怯えながら過ごした一夜

私がこくみん共済 coop に加入したのは約10年前に現在の自宅を購入したときです。住宅ローンの相談をした金融機関で「住まいる共済」を紹介され、すすめられるままに加入しました。
 それから何事もなく生活をしていたのですが、2019年9月9日の台風15号で自宅が被災しました。千葉県で観測史上最大規模と呼ばれる巨大な台風で、屋根瓦、2階の天窓、塀、物置小屋などが被害を受けました。
 台風がきたのは9日の深夜です。自室で寝ていたら地震のような揺れを感じて目が覚めました。すさまじい雨と風の音が聞こえ、すぐにこの揺れは台風のせいだとわかりました。

 巨大な台風が近づいていることは、前日のニュースなどで見聞きしていたので、多少は気にかけていたものの、想像を超える激しさでした。
 あわてて部屋の電気をつけようとスイッチに手を伸ばしたものの、停電していてつきませんでした。情報を集めたくてもテレビが見られないので、スマートフォンを使ってネットのニュースや行政のSNSをチェックしました。千葉県のあちこちで停電被害が出ており、避難勧告の出ている地域もあるようでした。
 その夜は、何が起きてもいいように家族で居間に集まり、早く通過してくれと祈るような気持ちで明け方まで過ごしていました。

電気が復旧したと思ったら、今度は水道が・・・。ライフラインの重要性を痛感した10日間

 翌朝は、昨日の風雨がウソのような快晴でした。しかし、電車などの交通機関はマヒしていて、娘は出社できずにその日は休みに。息子の学校からは休校にすると連絡がありました。
 私は車で会社に行くことができたので、いつも通り出社しました。同僚たちと情報交換をして、私の家のように停電しているところもあれば、被害がなかったという場所もあり、地域によって被害に差があることがわかりました。
 電気が復旧したのは台風から3、4日経ってからです。夜中は懐中電灯しか頼れる明かりがなく、何かと不自由だったので、家に明かりが戻ったときは「これで安心だ」と胸をなでおろしました。
 ところが、それからまもなくして今度は水道が使えなくなってしまいました。なんでも、停電の影響で浄水場の給水ポンプが動かなくなってしまったらしいのです。電気が復旧した時点で、元の生活に戻れると安心しきってしまい、いざというときのために溜めておいた風呂水を流してしまった後だったので、そのときは「しまった」と本当に後悔しました。
 幸いにも自衛隊の給水車が近くに来ていたので、生活用水などはそこから給水することができました。風呂やシャワーは、会社のシャワールームを借りて家族でしのぎました。9月のまだ暑い時期だったので、こうした周囲のサポートには本当に助けられました。
 水道が復旧するまでには4、5日かかりました。停電と合わせてトータルで10日ほどのできごとでしたが、水や電気の使えない生活がいかに不便かを痛感し、これらがライフラインと呼ばれている理由をあらためて実感しました。

「手続きは生活が落ち着いてからでも大丈夫」心を軽くしてくれた担当者の言葉

 こくみん共済 coop に共済金の申請をしたのは、それから2週間ほど経ってからです。
 組合事務所に行くと、こくみん共済 coop の担当者が来ていて「ご自宅やご家族は大丈夫ですか?住まいる共済に加入しているので、何かあったら言ってくださいね」と声をかけてもらいました。ちょうど自宅の被害に頭を悩ませていたところだったので、このように担当者から声をかけてもらえたのはありがたかったですね。また「申請は生活が落ち着いてからでも充分間に合います。安心してください」と言ってもらえ、気持ちに余裕が生まれました。
 その後の共済金の手続きも、とんとん拍子という感じでスムーズに進みました。自宅の修理費用はどのくらいか、事前に工務店からもらった見積書を提出していたのですが、それとほぼ同等の共済金を受け取ることができました。加えて、塀や物置小屋の被害に対してはお見舞金をいただきました。正直、ここまで手厚いサポートを受けられるとは思っておらず、保障に加入していてよかったと心から思いました。

 もし保障に加入していなかったら・・・そう思うと冷や汗が出ます。保障は私にとって、普段は影のように身を潜めていても、ここ一番というときに生活を元通りにする手助けをしてくれる存在だとしみじみ思いました。
 これからも、家族とわが家、健やかに過ごせるように、こくみん共済 coop にはお世話になるつもりです。

編集後記

 最近は労働組合の業務で忙しいながらも、休日は釣りが好きな中学生の息子さんと一緒に近くの海や川へ行くのが楽しいと満面の笑顔でお話してくれた野田さん。これからも、ご家族4人、自慢のマイホームで幸せな生活を続けてほしいと思います。