こくみん共済 coop の公式ホームページお問い合わせ全国の窓口関東統括本部 公式ストーリー骨折して実感した、体が自由に動くことのありがたさ。これからのチャレンジに、保障は心強い味方

骨折して実感した、
体が自由に動くことのありがたさ。
これからのチャレンジに、保障は心強い味方

鈴木 敏司(すずきさとし)さん

山梨県在住
鈴木 敏司
(すずきさとし)さん [55歳]

PROFILE
運送会社勤務。ドライバーとして働きながら、労働組合の執行委員を務める。趣味は高校生の頃から続けているテニス。週に3回程、サークルの仲間たちと練習に励む。

配達物の運搬中に利き手を骨折。生活が不自由になり、出費が増えて・・・

 私がこくみん共済 coop に加入していてよかったと思ったできごとは、勤務している運送会社で体験した事故です。配達用の荷物を台車に乗せて外に運び出そうとしていたとき、台車と壁の間に右手を強くはさんで骨折してしまいました。
 はさんだ瞬間は、小指の付け根からぐしゃっと潰れたような感覚で、右手に目を向けると骨が皮膚から少し見えていました。
 いま思えば、すぐ病院に行くべきだったのですが、そのときは「キリのいいところまで作業を終えてからにしよう」と考え、痛みをガマンして作業を続けていました。ところが右手が腫れてきて、気づいたらまるでグローブのように大きくなっていたので、上司に事情を話し、あわてて近くの病院に向かったのです。
 診察室で先生から開口一番、「どうしてすぐに病院に来なかったんだ」と怒られました。
 骨が外から見えている開放骨折の場合、時間が経つと感染症を引き起こす可能性が高くなり、早急に治療をしないと最悪右手が動かせなくなると説明を受けました。
 すぐに手術が始まりました。麻酔で右手が動かせない間は、「このまま利き手が使えなくなったらどうしよう」と不安でした。
 手術は1時間くらいで無事に終わったものの、ギプスで腕ごと固定されてそのまま入院です。入院中は、感染症を防ぐ目的で、ずっと点滴を打ってもらっていました。

それから1週間ほどで退院できたのですが、その後が大変でした。利き手をギプスで固定された生活が2ヵ月も続きました。
 一番苦労したのが入浴です。ギプスが濡れないように、右腕をポリ袋で包んで、テープでぐるぐる巻きに固定してからでないとお湯に浸かれないし、片手が使えないので、タオルが絞れない、せっけんが泡立てられない、しっかり洗えないし拭けないなど、一つ一つの作業に手間がかかり、普段の倍以上の時間をかけていました。
 いつもやっていた料理もできなくなりました。朝晩の食事は外食やコンビニ弁当が中心になってしまい、出費もかさんでいきました。
 一瞬の不注意で起きた事故で、こんなに長い期間、苦しめられることになるとは思っていませんでした・・・。

思った以上に簡単だった共済金請求の手続き。スピーディーな振り込みにも感謝

 こくみん共済 coop に問い合わせたのは、骨折してから1ヵ月後です。
 勤務中の事故だったので、入院・手術などの治療費は労災保険から適用されるのですが、会社の労働組合を経由して団体生命共済に加入していたため、そちらの保障も適用されるのではないかと思い、問い合わせてみたのです。
 担当者からの返答は「もちろん、保障の対象になります」という大変心強いものでした。
 申請手続きでは、手術や入院にかかった領収書が必要だったのですが、労災保険でまかなわれるため領収書がありませんでした。が、代わりとなる書類等を案内してもらい、簡単に済ませることができました。
 振り込みもスピーディーで「えっ!もう振り込まれていたの?」という感じで驚きました。利き手が使えない不自由さに困っていたし、出費もかさんで気持ちも沈みがちだっただけに、請求から振り込みまでのスムーズな対応には、身も心も助けられました。

好きなことを続けられる自由を大切に。今しかできないことにチャレンジし続ける

 今回のできごとで「保障に加入しておいてよかった」とあらためて思いました。
けがや病気、災害など、辛いことを体験している人ほど、いざというときに備えることの大切さは身に染みて感じていると思いますが、私もその中の一人に加わったという気持ちです。
 現在は、無事に治療を終えて、普段どおりの健康な生活に戻っています。
 握力は少し落ちたものの、趣味のテニスも続けられるようになりました。治療中は、後遺症で利き手が動かなくなったらどうしようと不安があっただけに「好きなことを続けられる自由があるのはありがたい」としみじみ思います。

 じつは今年、仕事を定年退職します。今後の人生をどうしようか、いろいろ考えているところですが、今しかできないことにチャレンジしてみたいと思っています。今回の件で、自分の体を自分の思い通りに動かせるのは素晴らしいことだと実感したので、この貴重な時間を充実させていきたい。そして、そんな自分の願いを後ろからしっかり支えてくれる存在が保障だと思っています。
 生活のスタイルも変わってくると思うので、それに合わせた保障を選択しながら、今後も長く付き合っていきたいと思っています。

編集後記

 「まだまだ若い人には負けていられませんよ」という鈴木さん。趣味のテニスで今後の目標を伺ったところ、20歳年下のサークル仲間と一緒に、ダブルスの県大会で優勝することだと熱く語ってくれました。好きなことに全力投球しながら、人とつながる楽しさを実感されている様子が伝わってきて、こんな人生を過ごせる人になりたいと強く思いました。