こくみん共済 coop の公式ホームページお問い合わせ全国の窓口関東統括本部 公式ストーリー保障は未来への安心感。創意工夫できる趣味を満喫しながら、旧友との絆をいつまでも!

保障は未来への安心感。創意工夫できる趣味を
満喫しながら、旧友との絆をいつまでも!

松田 誠(まつだ まこと)さん

茨城県在住
松田 誠
(まつだ まこと)さん [69歳]

PROFILE
妻と娘家族の4人暮らし。趣味は退職後に始めたサイクリングと、独学で覚えた日曜大工。会社員時代のOB会、学生時代の同窓会には積極的に参加するなど、友人たちとの交流を大切にしている。

車で出かけた帰り道、震災に遭遇する。窓から崩れ落ちる屋根瓦が見えて……

 東日本大震災に遭遇したのは、車で妻と一緒に出かけた帰り道でした。運転中に波打つような揺れに襲われて、あわててブレーキを踏みました。
 座席からお尻が飛び上がるような衝撃でした。車外に出ようとしたのですが揺れが激しくてドアのハンドルをうまくつかむことができません。そのとき、外からガガガガーッとすごい音が聞こえてきました。そばに建っていた家の屋根瓦が次々と崩れ落ちていく音でした。
 反射的に自分の家は大丈夫だろうかと思い、揺れがおさまってから、急いで車を発進させて自宅に帰ったのです。

 幸いにも家の外見は平気でした。それで安心して家の中に入ったときに、2度目の地震が襲ってきました。立っていられないほどの揺れ方で、逃げることも隠れることもできず、近くの柱にしがみつくことしかできませんでした。揺れていたのは、数分だったと思うのですが、とても長い時間に感じられましたね。
 テレビのニュースで東北を中心に大きな被害が出ていることを知りました。仙台に会社員時代の友人、知人がたくさんいましたので、彼らの安否が気になり電話をかけました。地震から4~5時間くらい後になってようやくつながり、無事を確認できたときはほっとしました。

共済金で壁のひび割れを修繕。保障が生活への安心感を与えてくれた

 結局自宅への被害は、いくつかの部屋の壁にひびが入った程度で済みました。それでも1ヵ所修繕するのに数十万円はかかると大工さんに言われたので「生活に困るわけじゃないし、これくらいは我慢しよう」とそのままにしておいたのです。仕事を退職しているので、大きな出費はできるだけ避けたいという気持ちもありました。
 それから3ヵ月くらい経って、近所の知人が全労済の保障のおかげで自宅を修繕できたという話を聞きました。
 すぐに「ウチの被害も保障対象となるのだろうか」と思いました。僕くらいの年齢になると誰にも迷惑をかけずに生活することが第一と考えてしまうもので、壁のひび程度は、保障に頼るほどのことではないという気持ちがあったのです。でも、やっぱり苦労して建てた自慢のマイホームですから、少しでも修繕されていた方がうれしいのは確かです。
 それで全労済に電話をかけてみたのです。担当者から「すぐにうかがいます」という返答があり、数日して調査に来てくれました。その後、共済金が出ると聞いたときは、保障に加入していて良かったと心から思いました。
 全労済とは会社員時代からの長いつき合いですが、今まで保障に頼ったことはありませんでした。今回、共済金を受け取る側になってあらためて感じたのは、やはり全労済は信頼できるし、安心感があるということです。
 もし身近に保障に加入しようかどうか迷っている人がいたら「絶対に加入した方がいい。僕が保証するよ」と自信を持っておすすめするでしょうね。
 現在から未来にわたる生活への安心感、それが保障だと思います。

趣味はサイクリングと日曜大工。マニュアルに頼らない、創意工夫が楽しい

 保障のおかげで安心した生活を続けられており、現在はサイクリングや日曜大工などの趣味を楽しむ毎日です。
 サイクリングを始めたのは63歳のとき。かかりつけの医者から、「血圧が高めなので運動をしなさい」と注意されたのがきっかけです。会社員時代にひざを痛めてしまい、ランニングやゴルフなどのスポーツは避けていたのですが、サイクリングならあまり負担にならないと聞き、近所のサイクルショップでマウンテンバイクを購入しました。
 自宅近くの用水路沿いにあるサイクリングコースで、20kmくらいほぼ毎日走っています。寒い冬の朝でも15分くらい走っていると体中がポカポカしてきて、帰るころには汗でびっしょりです。
 毎日続けていたら、気持ちよく眠れるようになりました。食欲も出てきて、体調がどんどん良くなってきました。妻を誘って一緒に走ることもあります。
 日曜大工の方は、机や椅子などを自分で作って家で使ったり、人にプレゼントしたりしています。今まで50~60個は作りました。作り方は独学で、インテリア雑誌は見ないし、電動ノコギリも使いません。マニュアルや機械に頼るのはつまらない。自分の頭で考えて、体を動かして、創意工夫の中で完成させる、その過程が楽しいです。会社のOB会や同窓会などで趣味の話題になると、ゴルフやランニングをしている友人たちから珍しがられますね。でもそれが自慢です(笑)。
 今年は、田舎の中学校時代の同窓生が集い、古希の同窓会を開く予定があります。生まれ育った故郷で、同窓生の元気な姿を見ていると、自分も元気になってきます。健康維持って、一人で完結するのではなく、そうやってつながっていくものだからこそ、大切なのだと僕は思っています。

編集後記

 マニュアルのない人生を創意工夫で楽しむ、そのエネルギッシュな気迫が伝わってくるような松田さんの語り口。最近のトピックは小学校1年生のお孫さんに自転車の乗り方を教えたことだと幸せそうに話してくれました。パワフルで素敵なおじいちゃんとして、今後もお孫さんの成長を温かく見守ってあげてほしいと思いました。