こくみん共済 coop の公式ホームページお問い合わせ全国の窓口関東統括本部 公式ストーリー好奇心のアンテナを張り巡らせながら1歩ずつ、楽しいことで前進していきたい!

好奇心のアンテナを張り巡らせながら
1歩ずつ、楽しいことで前進していきたい!

群馬県在住
松田 章
(まつだ あきら)さん [77歳]

PROFILE
奥様と息子さんの3人暮らし。自動車ディーラーを退職後、外装リフォームの営業に携わりながら、家庭菜園、ウォーキング、ゴルフ、読書などの趣味を満喫する日々。

毎度おなじみだった全労済。当時のイメージキャラクターも好印象

 全労済に加入したのは57歳のとき。それまで働いていた自動車ディーラーを退職するとき、会社経由の保障から別の保障に切り替えたのが始まりです。
 会社の近くに共済ショップがあり、全労済には親近感がありました。当時イメージキャラクターをしていた中村雅俊さんのファンでもありましたから、切り替えのとき真っ先に頭に浮かび、迷わず加入を決めました。
 そのときは、自分の仕事と関係した自動車事故で保障のお世話になるとは思ってもみませんでした……。

ブレーキを踏むひまもなく側面衝突!6本の骨を折る大けが、さらに腰痛まで

 あれは2014年10月8日のことです。車で自宅に帰る途中、大通りを直進していると、突然左の小道から普通自動車が飛び出してきたのです。信号機のない場所で、ブレーキを踏む間もなく、そのまま相手の車の側面に衝突しました。
 ぶつかった瞬間、目の前が真っ白になりました。作動したエアバックで顔面を打ち、かけていた眼鏡のレンズが割れて飛んでいきました。
 胸と腰を強く打った感覚があったのですが、ショックで気持ちが高ぶっていたためか、そのときはほとんど痛みを感じませんでした。
 自力で車の外に出てわき道で横になっていると、しばらくしてやってきた救急車に乗せられて、近くの病院に運ばれたのです。
 病院で検査を受けた結果、胸骨と肋骨が全部で6本折れているのがわかりました。幸い脳に異常が見られなかったため、骨を固定するためのバンドを巻いてもらい、翌日には退院できたのですが、それから2日ほど経って今度は腰が痛み出したのです。
 同じ病院でもう一度検査してもらうと、腰椎や股関節など、胸以外の部分も負傷していたのがわかりました。
 せきやくしゃみをすると胸が痛む、腰の違和感で歩きにくいなど、生活に支障をきたす状態でしたので、当時勤めていた会社を休み、リハビリに専念することになったのです。

共済金で生活費をカバー。お守り以上の価値を実感する

 全労済に申請したのは、リハビリをして3ヵ月くらい経ってからだったと思います。数日して担当者から問い合わせの電話がかかってきました。事故直後の治療や入院費用だけでなく、完治までにかかった期間でも保障内容は変わるという話で「(胸の骨を固定する)バンドはいつまで巻いていましたか?」と聞くので「3ヵ月です」とお答えしました。
 共済金が振り込まれたときも「待たされた」という感覚はなく、療養している人の視点に立ったしっかりした仕組みだと感心しました。
 リハビリ中は、年金以外はほぼ無収入という状態でしたから、その期間の生活費を共済金で賄うことができたのは、たいへん助かりました。
 自動車ディーラーという仕事柄、交通事故関連の相談には何十回となく応じてきたので“いつか自分が事故に遭う番が来るだろう”という気持ちはありました。全労済に加入したのも“もしものお守り”という感覚でした。ところが、実際に共済金をいただいてみると、自分が本当に困っているときに助けてくれる“お守り以上の価値がある存在”だと思いましたね。

趣味はウォーキング。継続のコツは“スマートフォン”

 現在は、生活費を年金で賄いながら、1週間に仕事、趣味、家事をそれぞれ1/3ずつこなすような日々です。
 事故の後遺症で腰痛があるのですが、医者から「痛みでじっとしているより、歩いたほうがいい」と言われて以来、ウォーキングが趣味になりました。
 先日、地元主催のウォーキング大会に出場して2万歩ほど歩いてきました。今は、1日平均3900歩ですが、これを5000歩まで増やすのが目標です。
 もう1つの趣味は家庭菜園です。80坪くらいの土地でナス、キュウリ、トマトなど10種類近くの野菜を育てています。人生で一度くらい畑仕事をしたいという欲があり、30年くらい前に始めて今日にいたります。
 かたちは悪いですが、味は良いですよ。いつも食べきれないくらい採れるので、離れて暮らしている娘に届けたり、ご近所に配ったりしています。
 たまに料理して妻に食べてもらうこともあります。味の感想は聞いたことがありませんが、きっとおいしいと思ってくれているはずです(笑)。
 ほかにもゴルフや古希野球など、仲間に誘われて始めた趣味がたくさんあるので、人間関係と健康を大事にしながら、いろいろなことにチャレンジしていきたいですね。

編集後記

 趣味の1つの読書では、月に5冊以上は読むという松田さん。司馬遼太郎、池波正太郎などの歴史小説を好む一方、小学生が読むようなマンガも好きで、自宅には500冊以上も保管しているそう。好奇心のアンテナを張り巡らせながら、楽しいことを探してチャレンジ!その姿勢が元気の源になっているんですね。