こくみん共済 coop の公式ホームページお問い合わせ全国の窓口関東統括本部 公式ストーリー保障は人生を見守ってくれる“父親”。好きなスポーツを通じて、いつまでも健康でいたい。

保障は人生を見守ってくれる“父親”。
好きなスポーツを通じて、いつまでも健康でいたい。

K.Hさん、M.Hさん

群馬県在住
K.H
さん [69歳]
M.H
さん [68歳]

PROFILE
ご夫婦お互いに仕事を退職した現在、K.Hさんは野球とランニング、M.Hさんは太極拳とコーラス部で活動し、それぞれの趣味を充実させている。

突然、わが家を襲った“黒い風”。テラスが一瞬で上空に巻き上げられて……。

● K.Hさん
 全労済は40年くらい前に会社の労働組合を通して知りました。ちょうど自宅を新築した直後で、その時から「火災共済」に加入しました。家の近所に雷が落ちた影響で、電話やテレビなどの家電製品がショートした時は、共済金を活用しました。以来、全労済には何度かお世話になっています。中でも一番助かったのが、2007年の突風による被害です。

● M.Hさん
 あれは2007年5月10日のお昼を少し過ぎた頃です。快晴だった空が曇り始めたと思ったら、突然の雨。「にわか雨だ。洗濯物を取り込まなければ」と縁側から外のテラスへ出ると強い風が吹いてきて、テラスを覆う屋根がガタガタ揺れ始めました。空を見ると、自宅の南側に広がる畑の土を、風がすごい勢いで巻き上げていて……。まるで、巨大な黒い壁が、覆いかぶさるようにしてこちらに向かってくるようでした。
 怖くなって急いで家に逃げ込みました。高い場所から外の様子を見ようと2階に上がったのですが、窓からは何も見えません。1階に戻って縁側の窓から外をのぞくと、そこにあったはずのテラスの屋根が支柱ごと無くなっていてびっくり! 風が巻き上げてしまったと気付き、すぐに夫に電話をかけました。

● K.Hさん
 妻から「テラスの屋根が飛んでいった!」と聞かされ、急いで帰宅しました。風はすっかり静まっていて、最初に見たのは、家の2階の屋根に引っかかっていたテラスの支柱です。びっくりしました。親戚に来てもらい、飛ばされたテラスの屋根を一緒に探しました。60mくらい離れた空き地でバラバラの残骸を発見するまで、「あんなに大きくて頑丈なものが風で飛ばされるなんて……」と信じられない気持ちでした。
 2階の屋根の棟瓦も壊れていたので、上からビニールシートをかぶせて即席の雨よけにしました。作業中にポツポツと降り始めた雨が妙に冷たかったのを覚えています。

● M.Hさん
 その日は、群馬県内の一部地域で竜巻が発生したと報じられ、電柱が倒壊したとか、2000世帯以上で停電騒ぎがあったとか、いろいろな被害が伝えられていました。でも、私たちの住む地域で突風の被害を受けたのは、この家だけだったみたいで……。「こんな不思議なことがあるなんて」と驚きました。

自然災害は「なにが起こるかわからない」。全労済担当者の臨機応変な対応に感謝

● M.Hさん
 全労済には被災した翌日に連絡しました。共済金の申請には「罹災証明書」が必要でしたが、市役所に問い合わせると発行に時間がかかると知り、全労済の担当者に事情を説明しました。担当者は「自宅の修繕は最優先なので、罹災証明書は後で提出していただければ結構です」とアドバイスをいただきました。本当にありがたかったですね。すぐに屋根の修理や、テラスも新しく作り直して、1ヵ月くらいで元の生活に戻ることができました。

● K.Hさん
 自宅の隣は建物が無いので、「もらい火(類焼)などの被害は起こらない」と安心していましたが、“突風”で被害を受けるとは思っていませんでした。やはり長い人生、なにが起こるかわかりません。そんな中で全労済は、「なにがあっても大丈夫」と後ろから見守ってくれている“父親”のような存在です。おかげさまで毎日を安心して過ごせています。

夫婦そろって運動が好き。いつか海外のマラソン大会に出てみたい

● K.Hさん
 夫婦お互いに身体を動かすのが好きで、妻は太極拳、私は野球とランニングを趣味にしています。野球は、60歳以上でチームを作る「還暦野球」に参加しています。近所の市営グラウンドで週2回練習していて、ポジションはピッチャー以外ならどこでもやります。半年かけて繰り広げられるリーグ戦で優勝すると、全国大会に出場することができます。勝つことを目標にする人もいれば、同世代の人たちとの交流を広げられるのが楽しくて続けている人もいます。私は後者です(笑)。
 ランニングは、30歳からずっと続けています。フルマラソンの自己最高記録は3時間17分。速いでしょ(笑)。週に2、3度、近所を5~10kmくらい走ります。年1回はフルマラソン大会に出場します。若い頃はタイムを縮めるのが目的でしたが、今は健康維持ですね。身内に迷惑をかけず、いつまでも元気でいたいです。

● M.Hさん
 夫に「せっかくだから海外のマラソン大会にも出場してみたら?」とすすめています。一緒に行って、夫が大会で走っている間、私はショッピングでも楽しもうかと(笑)。
● K.Hさん
 飛行機に乗るのが怖いんです(笑)。でも、ホノルルマラソンには出場してみたいです。いつか克服して、チャレンジするのが夢です。

編集後記

 K.Hさんにお会いして、まずそのスマートな体つきに驚かされたのですが、野球とランニングをされていると聞き、「なるほど」と納得。運動を通じて健康を維持されているお二人の元気が伝わってくるようなインタビューでした。