こくみん共済 coop の公式ホームページお問い合わせ全国の窓口関東統括本部 公式ストーリーバイク事故で「最低限の保障は必要」と再確認。定年まで元気に働きながら趣味も充実させたい

バイク事故で「最低限の保障は必要」と再確認。
定年まで元気に働きながら趣味も充実させたい

千葉県在住
齋藤 弘喜
(さいとうひろき)さん [59歳]

PROFILE
鉄道会社勤務。路線バスの運転手として勤務し、30年以上のベテラン。3年前に娘が結婚して独り立ちしてからは妻と義母の3人暮らし。休日は趣味のDIYを楽しんでいる。

通勤中のバイク事故で全治6ヵ月の大けが。慣れ親しんだ道で「まさか事故に遭うなんて…」

 2016年12月、スクーターに乗って会社に向かう出勤途中の出来事でした。
片側2車線の交差点を青信号で直進しているとき、突然対向車が右折してきて、目の前に飛び出してきたのです。あわててブレーキをかけ、ハンドルを切ったのですが間に合わず、横滑りに転倒したまま、スクーターごと車の側面に突っ込んでいました。
 衝突の直後は、脚が痛くて動かせませんでした。スクーターはフロントフォークが曲がって廃車同然。偶然近くに交番があり、事故の様子を見ていたお巡りさんが、すぐに救急車を呼んでくれました。
 運ばれた病院で検査を受けたところ、左脚を打撲していることがわかりました。脚が骨折していなかったのは不幸中の幸いで、その日のうちに治療を済ませて、迎えに来てくれた妻の車で帰ることができました。ところが、翌日になって今度は胸が痛むようになり、もう一度病院で検査を受けたところ、胸の肋骨が2本折れていたことがわかったのです。この胸の痛みは、胸部を固定するなど、治療を始めて1ヵ月くらいで改善しました。
 予想以上に悩まされたのは、左足の打撲でした。最初は入浴したり、トイレに行ったり、家の階段の上り下りをするだけでも大変でした。痛みのせいでバスのクラッチペダルを踏むことができず、運転手の仕事ができなくなり、会社も休職することになりました。

 介助を受けるほどの不自由はなかったものの、痛みが楽になるまで約3ヵ月。完治には半年近くもかかりました。
 スクーター通勤は20年以上続けていて、通る道も走る時間帯も毎日ほとんど同じ。しかも、家から会社までの距離はたった7、8分です。そんな慣れ親しんだ道で、まさか自分が事故に遭い、これほど長引くけがを負うとは、思ってもいませんでした。

信頼できる同僚に相談して共済金を申請。保障が休職中の生活の下支えをしてくれた

 こくみん共済 coop に共済金の請求したのは治療を終えてからです。その前に、労働組合の役員に共済金の対象になるのか問い合わせをしていました。役員からは「対象になるはずなので、今回は通院が終わったら病院の領収証を準備しておいてください」と説明を受け、書類の書き方などをアドバイスしてもらいました。支部の執行委員として、日頃から頼りになる同僚で、どんなことも安心して任せられる存在でしたから、手続きに関して不安に感じることはありませんでした。
 申請から共済金を受け取るまでの期間は2週間くらいで、とてもスムーズな対応でした。事故で負ったけがの治療費は、車を運転していた側の保障から支払われたのですが、そのお金をもらえるまでに1年くらいかかりましたし、休職期間中は収入が減ってしまったので、その間の生活費を共済金で補うことができたのは、本当にありがたかったですね。
 今回の出来事であらためて思ったのは、たった7、8分程度の距離でも大きな事故は起こるということ。そして、困ったときに一定の保障が受けられるこくみん共済 coop は「お守りのような存在」として必要だということです。手頃な掛金で加入できる保障は、日々の生活に使えるお金を増やすという点でもメリットがあります。まだ加入していない組合員には、こくみん共済 coop の保障を積極的にすすめたいと思っています。

健康を大事にしながら働きつつ、趣味も充実させていくことが目標

 共済金のおかげもあって安心して暮らせるようになった現在は、普段どおりバスの運転手の仕事に励む日々です。68歳まで働ける職場なので、その年までは健康第一でいることが当面の目標です。
 退職後の生活も、ゆっくりとですが考え始めています。会社のOBに聞いたのですが、家にずっといると奥さんに邪魔モノ扱いされるらしい(笑)ので、自分はそうならないように、アクティブに過ごしたいと思っています。
 そんな理由もあって続けている趣味のひとつがDIYです。家や仕事場の片付けをしていて、物を置くための棚が欲しいと思ったときなど、よく自作しています。父親が大工だったので、モノ作りには昔から興味がありました。最近作ったのは家の下駄箱です。材料を揃えてゼロから作ったので、妻には「買った方が安いのに」と言われましたが、欲しいものを自力で完成させていくのは、達成感があって楽しいです。
 自分も家族も大事にしながら、趣味の世界も深めていければ、と思っています。

編集後記

 趣味のDIYでは「設計図の寸法を間違えたまま、棚を作り始めてしまったこともある」と、うっかりミスのエピソードも話してくれた齋藤さん。そんな失敗もポジティブなバネにして、いつか奥様をうならせるような素敵な家具を完成させてもらいたい、と思いました。