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地域からのお知らせ(兵庫)

2022/09/09

こくみん共済 coop 兵庫推進本部 第5回組合員代表者会議 開催報告

   20227月29日ホテルクラウンパレス神戸(神戸市中央区)にて「こくみん共済 coop 兵庫推進本部 第5回組合員代表者会議」を開催し、全ての付議事項が承認されました。(当日は時間短縮など新型コロナウイルス感染症の防止対策を講じて開催しました。)主な付議事項は以下のとおりです。

 1.2021年度 兵庫推進本部推進活動報告について

2021年度は、<2018年度~2021年度中期経営政策「New-Zetwork」>の最終年度であると同時に兵庫労済創立60周年記念事業の最終年度という仕上げの年度である中、各協力団体担当者を「組織推進担当」「個人推進担当」に再編成し、今まで以上に団体情報の把握に努め団体特性やニーズを把握し、それに即した提案活動と組合員との対面量を充実できる体制に変更を行いました。  
 さらには、「こくみん共済」をリニューアルして3ヵ年と設定した推進計画の面でもラストスパートを期して臨みましたが、新型コロナウイルス感染症の拡大が依然として収束せずさまざまな制約を受ける1年となりました。具体的には協力団体における説明会・研修会やイベントの中止や延期、訪問活動への制約、地区推進会の書面開催など、労働者福祉運動の原点ともいえる「顔の見える対話」が減少することとなりました。それを受けて新たな生活様式に沿うべくWEBを活用したオンライン面談にも取り組んできましたが、時間帯や距離の影響に左右されないメリットを一定確保しながらも各団体における活動の主流までには引き上げ切れていないことから、課題点を団体と振り返り、一層の普及に向けた取り組みをすすめなければなりません。 
 また、「万一の際に不幸な組合員をださない」ことを目指す無保障者ゼロ運動に関しては、南海トラフ巨大地震への備えを中心とした防災・減災に関する研修会が充分に展開できませんでしたが、無保障となりがちな若年層に対する施策として、新入組合員を中心とした入寮者への住まいる共済の普及に積極的に取り組みました。さらには団体生命共済を主軸とした新入組合員に対する取り組みを拡大し、各種共済の推進強化に努めました。

<事業報告>DSCN5784.JPG
 2021年度の事業実績は全共済合計で978,690件となり、期首より12,487件減少しました。また、共済金の支払いは約90億2,528万円となりました。

2.2022 年度 兵庫推進本部推進活動計画について

 2022年度は新たな中期経営政策「こくみん共済 coop 中期経営政策2022-2025 ~変革と創造~」をスタートさせるだけでなく、今後への弾みにつなげていく年度となります。しかし、新型コロナウイルス感染抑制に向けた努力も依然として求められる中、さまざまな制約が予想されますが、4月には先行して従来の支所体制を見直し、協力団体の情報収集を通して団体の特性やニーズを正確に把握し、それに即した組織提案活動と組合員との接点量増大の両立を加速する体制へとあらためました。 
  加えて、新しい生活様式に対応すべくWEBの活用等で従来とは違う対応もすすめていきますが、316日には最大震度6強を観測する福島県沖地震が発生するなど、命と暮らしへの不安が依然として残る我々の生活において、労働者共済の根幹である「たすけあい」やこれまで培ってきた「万一の際に不幸な組合員をださない」という活動基調は目指すべき不変の姿であり、これからも寸分と変わるものではありません。それらを協力団体・組合員と共通の価値観と位置付けたうえで、兵庫推進本部の行動が協力団体・組合員の抱える社会不安や生活課題の解消につながるための努力を「自分ごと」と受け止め、「お役立ち発想」と「共創活動」を実行し、「無くてはならない存在」と認知されることを目指して活動を展開します。 
  また、本年6月に制度改定を果たした団体生命共済の提案を軌道に乗せるとともに、こくみん共済は制度改定以降の3ヵ年にわたる推進強化の中でも目標未達が続いてきたことから、さらなる取り組みの強化が求められる重要な年度と捉え、オルグ活動の質・量の充実をはかり事業と運動を展開してまいります。