2021年7月30日ホテルクラウンパレス神戸（神戸市中央区）にて「こくみん共済 coop 兵庫推進本部　第4回組合員代表者会議」を開催し、全ての付議事項が承認されました。（当日は時間短縮など新型コロナウイルス感染症の防止対策を講じて開催しました。総代の皆さまにも、書面議決書の提出にご協力いただきました。）　
主な付議事項は以下のとおりです。

 １．2020年度 兵庫推進本部推進活動報告について　

　本年度は、兵庫労済創立60周年キャンペーンの2年目であり、新たなブランドである「こくみん共済 coop」としてスタートを切った2年目、さらには、こくみん共済をリニューアルして2年目となることから本格的推進の年度と位置付け活動を展開してまいりました。しかしながら新型コロナウィルス感染拡大は収束せずにさまざまな影響を受け、協力団体における説明会・研修会やイベントの中止や延期、訪問活動の制限、地区推進会の書面開催等実際に顔を合わせて話し合うという運動の原点ともいえる活動が減少してしまいました。それを補うためにWEBを活用した相談も導入しましたが、時間的・距離的な制約が少ないなどのメリットがある一方で整理すべき課題も多く、今後はさらなる普及を目指し、それら整理課題の解消に向けた取り組みを進めてまいります。

　また、「万一の際に不幸な組合員をださない」ための無保障者ゼロ運動に関しては、南海トラフ巨大地震の備えを中心とした防災・減災に関する研修会の開催は充分に展開できませんでしたが、無保障となりがちな若年層の保障を確保するため、新入組合員を中心に入寮生に対する住まいる共済の取り組みを積極展開しました。さらに、従来は団体生命共済を取り扱う団体を中心に展開していた新入組合員の取り組みを、全団体に拡大し各種共済の推進強化をはかりました。

   ＜事業報告＞
　2020年度の事業実績は全共済合計で991,177件となり期首より32,297件減少しました。また、共済金のお支払いは63,499件・約88億9,300万円となり昨年度より約3億1,109万円減少しました。

２．2021年度 兵庫推進本部推進活動報告について

　本年度はNew-Zetwork中期経営政策の最終年度であると同時に兵庫労済創立60周年キャンペーンの最終年度という仕上げの年度であります。しかし、今後も新型コロナウィルス感染防止対策が必要で、それによりさまざまな影響を受ける状況が続くと予想されますので、今まで以上に団体情報の把握に努め団体の特性やニーズを把握し、それに即した組織提案活動を展開できる体制としていきます。　
　加えて、組合員お一人お一人との“対面”を通じたお役立ちの提案ができるよう推進体制の強化をはかります。さらに、新しい生活様式に対応すべくWEBの活用などで従来とは違う対応も進めていきますが、運動の根幹である「たすけあい」やこれまで培ってきた「万一の際に不幸な組合員をださない」という運動方針は普遍的なものであり寸分も変わるものではありません。それを踏まえたうえで「お役立ち発想」と「共創活動」を実行し、「無くてはならない存在」として成長していくことを目指し活動を展開してまいります。
　また、こくみん共済は制度改定以降の推進を強化しているものの目標未達が続いているため、さらなる推進強化が必要であるとともに、マイカー共済の制度改定、さらに2022年度に制度改定を控えている団体生命共済の提案をスタートしていく重要な年度であることからオルグ活動の質的強化をはかり事業と運動を展開してまいります。