これならできる!
なるほど防災!

アクションのそなえ編

家族で訓練!

一年に一度、家内防災訓練(夫婦二人と犬、猫2匹)を実施。夜2時頃、目覚まし時計のベルとともに起き、歩いて数分の総合病院駐車場まで逃げます。「ご近所に見られたら夜逃げと思われるネ」と言っています。

(愛知県 ムーミン河馬さん)

雪害へのそなえ

積雪2m以上になる雪国の秋田では窓ガラスを守るために雪が降る前に雪囲いをします。万一火事になった時、玄関以外からも逃げられるよう、1ヵ所取りこわしが出来るよう簡単に囲いをしてあります。

(秋田県 雪だるま)

停電にそなえて

家の中の動線に暗がりでも光る蛍光シールを数ヵ所貼っておくと動きやすい!

(宮城県 エリカ)

備蓄も、訓練も

日常生活用品を消費量の1.2倍に買い増して、災害時に備えて備蓄している。風呂場(浴室)に10Lポリタンク5個に水を備蓄している。防災訓練に必ず参加、消火訓練はいつも行っている。

(宮城県 Kenchan)

家族会議を毎月

わが家(3人)では毎月1日の夜を家族会議の日に決め、「どこに逃げる」「連絡方法は」「何はどこに置いてある」など、発災時の対応策について確認する日となっている。

(宮崎県 未記入)

高齢者がどこに住んでいるかチェック

いざという時のために日頃から自治会などの防災訓練に出席し、ご近所の人などの顔を覚えたり、親睦につとめています。特に高齢者のお住まいを把握するようにしています。

(神奈川県 福猫マーヤ)

防災グッズの使い方を学ぶ

家族で避難訓練をして、避難経路を確認する。なかなか防災グッズは持っていても急に使うと使い方が分からないので、子どもたちに説明しつつ実際に使用し自分もなるほどと学んでいます。

(宮崎県 おーちゃん)

点検と大掃除

わが家では、災害に備えて毎月各部屋を点検&大掃除。そして防災対策と年末大掃除を兼ねて、順番に見てまわっています。ですから年末の大掃除もラクチンです!!色々な金具や止め具のゆるみ、電灯なども見てまわり、日頃から揃えています。月に1度なので楽ですし、色々と発見もあり、楽しんでいます。

(福岡県 ソラママ)

危機管理アドバイザー
国崎信江先生からの
コメント

~防災対策を日常生活に~

防災の習慣化が大切
災害が発生した時に自分を支えてくれるのは知識と技術と備えです。過去の災害の教訓を大切にしつつ、今後の災害で発生する新たな問題にも目を向けて、対策の質を向上させましょう。防災のポイントは“いかに日常生活に習慣化させられるか”です。今回は、そのアイデアを多くの方からご提供いただきました。全てを載せられないのが残念なほど、素晴らしいアイデアがたくさん寄せられました。このアイデアを参考に、小さな一歩でも防災を始めてみてください。

家族を思う気持ちを行動に
これまである程度防災をしてきたという方も、防災にこれで充分といえる終わりはありません。加齢による身体能力、家族構成、社会環境などの変化があれば、災害時の対応もまた変わってきます。一度に大きな負担をかけて実施するよりも、コツコツと小さな一歩を積み重ねて、日々の暮らしのなかに防災を定着させることを心がけましょう。「継続は力なり」、家族を思う気持ちを行動に移してご自身や大切な人、財産を守ってほしいと思います。