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 マイナンバーカードを健康保険証として利用するメリット(約5分で読めます)

2022/1/31 配信

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 12桁の番号が付与されたマイナンバーカード。総務省の調べでは2021年12月1日時点で全国民の4割近く(約5,057万人、39.9%)が保有しています。マイナポータル(政府が運営するオンラインサービス)などを通じて健康保険証として利用の申し込みをすれば、登録された医療機関や薬局で利用できるようになります。利用のメリットについて確認しましょう。

 

■通院などが便利に

(1)受付が自動化されます

 病院や診療所に行ったときに、入り口などに設置された「顔認証付きカードリーダー」にマイナンバーカードをかざすことで、人と接触せずに受付が自動化され、本人確認と保険資格の確認が一度に実施できます。また、マスクやメガネなどをしていたり、車椅子に座っていたりした場合でも通常は顔認証が可能です。万一、顔認証がされないときでも、登録してある数字4桁の暗証番号を入力することで本人確認が可能です。 

 

(2)診療や薬剤処方が変わります

 かかりつけの医師であれば、過去に処方された薬や特定健診(メタボ検診)などの情報が手元にあり、スムーズに診療を受けることができるでしょうが、初めてかかる医師ではそのような情報がなく、一から説明するのが負担になる人も多いでしょう。マイナンバーカードを健康保険証として利用することで、過去の薬や特定健診などのデータが自動で連携されることから口頭での説明が不要になり、そのデータを踏まえた診療や薬の処方を受けられるようになります。より良い医療が受けられるだけでなく、旅行先や災害時でも薬の情報などが連携されるので安心です。

 

(3)窓口での限度額以上の支払いが変わります

 急なけがや病気などで入院し、同じ月に多額の医療費の支払いが生じると、通常は高額療養費制度の対象になります。限度額を超えた医療費は払い戻されますが、その申請書類を作成することに負担を感じる人もいるでしょう。マイナンバーカードを利用できる医療機関や薬局ではこの手続きが不要になり、顔認証付きカードリーダーで情報提供に同意すると、限度額を超える支払いが免除されます。

 

■ほかにも便利・簡単になる機能が

マイナンバーカードを健康保険証として利用するメリットはこのほかにもあります。たとえば、特定健診や薬の情報など自分の体にかかわることをマイナポータルでいつでも見ることができます。いつ、どの病院でどのような薬を処方されたのかが分からなくなってしまうといった心配がなくなります。また、転職などしたときでも引き続き健康保険証として利用できます。通常は保険者が変わる度に保険証の切替えが必要になったり、定期的に保険証の更新が必要になったりしますが、その管理や手続きを省略できます。

さらに、医療費控除を受けるためには過去1年分の医療費の領収書を管理する必要がありますが、マイナポータルからe-Taxに医療費通知情報を連携することで、医療費の領収書の管理が不要となり、手続きはオンラインで完結します。

 

健康保険証として利用できる医療機関や薬局には「マイナ受付」のポスターやステッカーが掲示されています。対象になる医療機関や薬局は2022年1月2日時点で約2万3,000件余りですが、今後徐々に拡大される予定です。厚生労働省のホームページなどで確認するとよいでしょう。

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