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 自転車保険について考えてみませんか?(約5分で読めます)

2019/10/31 配信

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近年は、スポーツタイプの自転車が人気となり、自転車通勤する会社員も珍しくなくなりました。自転車通勤では満員電車の苦痛から解放される一方で、自転車ならではの危険があるのも確かです。警察庁が公表している「自転車関連交通事故の状況」によれば、自転車関連交通事故件数は、平成30年で85,641件、全交通事故に占める自転車関連交通事故の割合は19.9%でした。

自転車事故の相手としては、自動車が71,330件(83.3%)と圧倒的に多いものの、件数は毎年減少しています。対自転車は2,973件、対歩行者は2,756件ですが、前年よりも増加しています。このように自転車事故では、被害者にも加害者にもなり得るので、いざというときの備えが大切になります。

自転車事故の加害者となった場合、加害者は損害賠償責任を負うことになります。特に、被害者が死亡した場合や重大な障害が残った場合などには、賠償額(治療費や慰謝料など)は非常に高額になることがあります。

【事故の概要】

小学生(5年生)が乗る無灯火の自転車が、歩行中の高齢女性と衝突し、被害者は頭蓋骨骨折等の重傷を負い、意識が戻らない状態となった。

【賠償額】

約9,500万円(神戸地方裁判所 平成25年7月4日判決)

保険に加入していなければ、このような高額の賠償金を支払うことはできません。また、上記の事故を教訓として、兵庫県では全国に先駆けて自転車保険への加入を義務付ける条例が平成27年10月に施行されました。自転車保険の加入義務化の流れは全国の自治体へ広がりをみせており、東京都では令和2年4月から義務化(一部の区において先行実施)されることになっています。自転車に乗る人は、自転車保険への加入を考えなければならない時代になりつつあります。

自転車保険として代表的なものは、「TSマーク付帯保険」と民間の保険会社等の自転車保険です。

TSマーク付帯保険は、自転車安全整備店で自転車安全整備士が点検・整備した自転車に貼るシール(TSマーク)に付帯している保険です。TSマークには赤色TSマークと青色TSマークの2種類があり、補償内容が異なります。

■赤色TSマーク

傷害補償(搭乗者の死亡・重度後遺障害):一律100万円

傷害補償(搭乗者の15日以上の入院):一律10万円

賠償責任補償:限度額1億円

被害者見舞金:一律10万円

■青色TSマーク

傷害補償(搭乗者の死亡・重度後遺障害):一律30万円

傷害補償(搭乗者の15日以上の入院):一律1万円

賠償責任補償:限度額1,000万円

被害者見舞金:なし

TSマーク付帯保険に加入するには、自転車安全整備店で加入の意思を伝えて、自転車の点検・整備(目安として1,000円から2,000円程度)を受けます。保険の有効期間は1年間ですので、補償を切らさないようにするには毎年定期的に自転車の点検・整備を受ける必要があります。

一方、民間の保険会社等の自転車保険は、保険料が月換算で100円程度のタイプや補償額が手厚いタイプ、家族全員を補償するタイプなどさまざまです。加害者となってしまったときの被害者への補償のみであれば、自動車保険や傷害保険などに個人賠償責任特約などを付帯することでも対応できます。

自転車も道路交通法では軽車両に区分され、危険な運転は取締りの対象となります。自転車に乗るときは、「交通ルールを守る」「ヘルメットを着用する」などしたうえで、自転車保険で万一のときの備えをしておくとよいでしょう。

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