地域からのお知らせ
2020/09/28
7才の交通安全プロジェクト
★金沢大学との共同研究のご紹介★彡
~9月22日の北國新聞とWEB版で、こくみん共済 coop の「7才の交通安全プロジェクト」が紹介されました~
全年齢で最も歩行中の事故死傷数が多い7歳児の事故を減らそうと、こくみん共済 coop では「7才の交通安全プロジェクト」を実施しています。その一環として、2019年から金沢大学理工研究域の藤生准教授と共同研究を始め、2019年11月、金大附属幼稚園で年長児の視線を分析する実験や園長への聞き取り調査を行いました。その結果、子どもは大人に比べて目線が低く、従来の交通標識では目にとまりにくいとの課題、親しみやすい交通安全教育の重要性が浮上し、デジタル標識と交通安全マップを作成することになりました。
デジタル標識は、交差点などに置いたタブレット端末に、専用の機器を10メートル以内に近づけると、自動で動画が流れる仕組みです。動物のキャラクターが標識の近くを通る子どもに交通安全を呼びかけます。
「7才の交通安全マップ」は架空の町のイラストが描かれたもので、設問を通して身近にひそむ危険や基本的な交通ルールが学べます。約2万8千部発行し、北陸三県の全小学1年生に9月23日から順次配布します。
小学生になると行動範囲が広がるので、子ども自身が楽しみながら交通安全意識を高めてもらうことが大事です。今後も、こくみん共済 coop は金沢大学との共同研究でデジタル標識の常設化を目指すほか、取り組みの効果を検証し、交通安全教育の充実につなげていきます。
子どもの交通事故がなくなりますように…