2021/1/19
防災とボランティア週間です!
~今できることから始めよう~
1995年1月17日午前5時46分に発生した「阪神・淡路大震災」から、一昨日で26年。
多くの尊い命を一瞬にして奪った大震災は、高速道路の崩落や道路の地割れ、陥没など交通機関にも大きな打撃を与え、さらには上下水道、電力、ガスなどのライフラインも寸断され、多数の救助事象が集中的に発生しました。
通常の公的な消防機関だけで対処するには限界があり、家屋の下敷きになった人々の多くを救出したのは、家族や近所の人たちと言われています。
それは行政による「公助」だけでなく、自分の身は自分で守る「自助」・地域や身近にいる人同士が助け合う「共助」の必要性を再認識する機会となり、以降、災害時におけるボランティア活動への関心を高めることとなりました。
そのような背景から、災害時におけるボランティア活動及び防災活動についての認識を深めるとともに、災害への備えの充実強化を図ることを目的として、「防災とボランティアの日(1月17日)」及び「防災とボランティア週間(1月15日~21日)」を設けられています。
防災とボランティア週間にあわせて、まずは身近にできる防災対策から始めましょう!😊
(1) 家の中での安全ポイントをつくる
「家具は必ず倒れるもの」と考えて、家具の固定や家具の向きや配置を工夫するなど転倒防止対策をしましょう。
(2) 非常用バッグをつくる
ライフラインが止まった場合に備えて、普段から飲料水や非常食などを備蓄しましょう。また、避難所生活に必要なものも準備しておくことも大切です。
<非常用バッグの例>
飲料水・食料品(缶詰やチョコ、カップ麺など)・貴重品・救急用品・マスク・ヘルメット・軍手・懐中電灯・下着類・タオル・使い捨てカイロ・ウェットティッシュなど
非常時持ち物チェックリストはこちら
(3) 家族間の安否確認方法を決める
災害時にお互いの安否を確認できるように、日頃から安否確認の方法や集合場所などを話し合っておきましょう。
安否確認には「災害用伝言ダイヤル(171)」や「災害用伝言版」などのサービスが利用できます。
※防災とボランティア週間(1月15日~21日)は体験利用が可能です。体験利用で事前に利用方法を覚えましょう!
(4) 避難場所や避難経路を確認する
お住まいの自治体のホームページなどから防災マップやハザードマップを入手し、避難場所等を事前に確認しましょう。下記バナーからも確認できます!
これらのことが準備できたあとは、忘れないように災害・避難カードをつくって待ち歩くようにしましょう!
災害・避難カードのダウンロードはこちら
こくみん共済 coop でも防災に関する情報を発信しています。ご参考にしてくださいね。
★みんなの防災:https://www.zenrosai.coop/stories/bousai.html
来たるべきその時に、今備えることが被害を少なくする第一歩になります。
これらのポイントを参考に、備えができているかもう一度確認してみてはいかがでしょうか。
★参考
・災害時に命を守る一人一人の防災対策(https://www.gov-online.go.jp/useful/article/201108/6.html)
・内閣府 防災情報のページ(http://www.bousai.go.jp/index.html)