• お問い合わせ
  • お見積もり
  • 資料請求
  • WEBで加入手続き ◎お見積もりのみもOK!

窓口でのご相談

お近くのご相談窓口

知って得する豆知識>12月から健康保険証はマイナ保険証へ移行されます

 知って得するライフプランニュース

1194181583.png

12月から健康保険証はマイナ保険証へ移行されます(約5分で読めます)

2024/8/30配信

 

26925403_s.jpg

 

 2024年12月2日から健康保険証はマイナ保険証へ移行されます。マイナ保険証の利用のメリットや移行にあたって知っておきたいことを確認しましょう。

 

■マイナ保険証とは

 マイナ保険証とは、医療機関や薬局で健康保険証として利用することができるマイナンバーカードのことをいいます。まだマイナンバーカードを取得していなければ、まずはスマートフォンや郵便などでマイナンバーカードを申請し、作成することから始めます。マイナンバーカードを取得したら、次にマイナ保険証(健康保険証)として利用する手続きを行います。医療機関や薬局の受付、マイナポータル(政府が運営するオンラインサービス)、セブン銀行のATMのいずれかでマイナンバーカードの健康保険証としての利用を申請し、登録します。登録が完了したら、医療機関や薬局において顔認証付きカードリーダーで受付を行い、利用することができるようになります。

 

■マイナ保険証の主なメリット

(1)データに基づいて、より良い医療が受けられます

 医療機関の受診時などにマイナ保険証で受付し、情報提供に同意すれば、過去に処方された薬や特定健診(メタボ健診)などの情報を医師や薬剤師に共有することができます。そうすることで、初めて受診する医療機関や薬局でも、重複する投薬の回避やデータに基づく診療など、より良い医療が受けられます。

  

(2)高額療養費の限度額を超える支払いが免除されます

 マイナ保険証を用いて高額療養費の申請に必要な情報提供に同意すれば、公的医療保険が適用される診療については、限度額を超える支払いが免除されます。これまでは高額な医療費を一時的に自己負担したり、「限度額適用認定証」の申請手続きをしたりする必要がありましたが、こうした負担がなくなります。

 

(3)医療費控除の申請がしやすくなります

 マイナポータルから国税庁のe-Taxに連携することで、確定申告時に医療費控除の申請がしやすくなります。医療費の領収証の管理や保管をしなくても、マイナポータルで医療費通知情報の管理が可能となり、マイナポータルとe-Taxを連携することで、医療費通知情報のデータを確定申告書の該当項目に自動入力することができます。

  

■マイナ保険証への移行にあたって知っておきたいこと

 2024年12月2日以降、現行の健康保険証は新規発行されなくなり、マイナ保険証へ移行されます。ただ、現行の健康保険証が使えなくなると困る人が出てくることが想定されるため、最大1年間使えるようにする経過措置が設けられます。この経過措置の期間に有効期限が切れたり、転職や転居などで医療保険者が変わったりした場合には失効します。また、健康保険証の発行が終了した後で、マイナ保険証や有効な健康保険証を持っていない場合には、資格確認書がその代わりになります。資格確認書は、マイナ保険証を持っていない場合には申請不要で、医療保険者から送付される予定です。資格確認書で被保険者資格を確認し、医療機関で受診することができます。

 

 

 厚生労働省の資料によると、マイナ保険証の登録者数は2024年4月末で7,255万人(全人口のおよそ6割)で、2024年5月の利用率は7.73%です。本格的に普及しているとは言い難いものの、移行の心構えはしておきたいものです。

 

- メルマガのご感想をお寄せください。
アンケート

※ なお、いただいたご意見・ご感想に対する回答は行っておりませんのでご了承ください。