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万一の時の資金対策(2)医療保障

医療と介護への備えこそ長生きを“寿ぐ”秘訣

元来長生きは「おめでたい」ことでした。ところが昨今は、医療や介護に対する不安のほうが先立って、長生きを「リスク」と考える人が増えています。

加齢に伴って現役世代より発病の頻度が高まり、企業からの医療保障もなくなるうえに、入院・治療期間が長くなることも予想されるので、定年後の医療保障は現役世代よりも厚くしておきましょう。

特に中高年から増加する三大疾病(ガン・急性心筋梗塞・脳卒中)や乳ガンなど女性特有の病気に備えておくと安心です。

基本的な考え方は、私的保障による必要保障額=入院費用+家計負担増への補填

「あぁ入院!」いくらかかる?
疾病によっては費用はまちまちですが、ここでは日本人に最も多いガンである「胃ガン」のモデル例を見てみましょう。
「あぁ入院!」いくらかかる?

Aさんの医療費の自己負担額合計は188,848円でしたが、実は、入院にはさらに見舞い時の家族の交通費・食費など直接疾病とは関係ない支出がかかり、合計すると515,848円に。

1日の必要額に計算し直すと、14,329円にもおよぶことがわかりました。医療保障額は、最低でも1日に1万円以上は用意しておきたいですね。

医療保障見直し5つのポイント

セカンドライフを始める前に、自分の医療保障の見直しをしましょう。加入している保障内容を正確に知らないために、いざというとき、もらえなかったり請求せずに時効になったりする方が多いです。

チェックしてみましょう! 収入も保障も、現役時代より減少するにもかかわらず、医療費だけは、「現役並み」の3割負担が求められるようになってきています。医療保障見直しの際には次のポイントでチェックしてください。

1 入院1日目から保障されますか?
「いざ入院してみたら、保障されるのは5日以降だった」ということも・・・!
2 入院限度日数を知っていますか?
高齢になると入院期間も長引きがち。大切に長く使いたい身体ですからムリして通院するより長期入院したほうが良いこともあります。長期入院にも安心な保障を選びましょう。
3 保障期間を知っていますか?
医療保障(共済・保険)や入院特約は80歳、90歳で満期を迎えるものがほとんどです。
4 入院給付金額は足りますか?
全額自己負担となる差額ベット代の相場は、日額5,001円〜10,000円が多くなっています(厚生労働省保険局医療課調べ 平成16年。)
5 掛金(保険料)の負担に無理はありませんか?
高齢者の場合、医療保障は「誰でも入れる」ものでも、更新のたび掛金(保険料)が大幅にアップします。
加入時の掛金(保険料)が一生涯変わらない終身タイプがおすすめ。

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