緊急のとき
こんなときは、一刻を争います。すぐ救命手当を始めながら、救急車を呼んで!
-
・ 息(呼吸)をしていない!
・ 意識がない! グッタリしている!
・ ノドにものをつまらせた!
-
・ 呼吸が苦しくて、顔色が悪い!
・ けいれんがとまらない!
・ 出血がひどい!
異常時の症状と注意
胸の動きとおなかの動き
胸の動きとおなかの動きをみる必要があります。呼吸音を聞くには、背中に直接耳をあてて聞きます。
呼吸数
呼吸数を数えます。
一般的には、肺炎などで1回に出入りできる空気の量(1回換気量)が少なくなれば、呼吸数を増やす(多呼吸)ことで1分間に出入りする空気の量(分時換気量/ふんじかんきりょう)を保とうとします。
喘息などで空気の通り道が極度に狭くなってスムースに出入りができない場合には、呼吸を速めることができず、呼吸数は少なくなります。
呼吸のパターン
呼吸のパターンも大切です。
胸の真ん中の骨(胸骨)の上や、肋骨と肋骨の間が息を吸う時に陥没する(陥没呼吸)のは、空気が入りにくかったり、肺が膨らみにくかったりすることを示す異常です。
鼻の穴が呼吸をするたびにピクピクする鼻翼呼吸や、肩で息をする肩呼吸も同じ意味をもっています。
呼吸音
呼吸音も大切です。
空気の通り道が狭くなっている(気道狭窄/きどうきょうさく)時は、息をすったり吐いたりする時にゼーゼーとかヒューヒューとか表現される音(喘鳴/ぜいめい・ぜんめい)が聞かれます。
息を吸う時の喘鳴(吸気性喘鳴)はノドより上(上気道)の狭窄、吐くときの喘鳴(呼気性喘鳴)は気管支喘息に代表されるような気管より先(下気道)の狭窄をあらわします。
呼吸困難が高度になると、喘鳴は逆に小さくなります。危険がせまっていると考える必要があります。
体位
体位にも呼吸の苦しさがあらわれます。
呼吸困難があって苦しいと、こどもは横になっていられず起き上がって座り、壁に寄りかかったり、机にうつぶせたりの姿勢(起坐呼吸)を取ります。
赤ちゃんでは不機嫌となり、お母さんに抱かれたがります。横抱きより、たて抱きがラクです。
意識状態
意識状態にも注意をはらう必要があります。
冷汗をかいて、苦しがって騒いだり、もがいたりの不穏状態は重症の呼吸困難のしるしです。
陥没呼吸や肩呼吸の苦しそうな様子は良くならないのに、苦しいと言って騒いだりしなくなり、呼びかけに反応せず意識が薄れた状態(意識障害)は、呼吸停止が差し迫っている非常に危険な兆候です。
関連リンク
子どもの保障をお探しの方
保障の選び方を知りたい方
なるほど保障ガイド
大切なものなのに、むずかしくもある保障設計。保障について、簡単にご紹介します。





