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家庭内の事故の予防

窒息・気道異物を防ぐために

窒息は鼻と口が覆われて塞(ふさ)がってしまったり、ノド(咽頭・喉頭)にものがつまってしまったり、くびに何かが巻きついてしめられてしまったりしておこります。ノドにつまらずに、気管まで異物がすいこまれると激しく咳き込みます。うまく外へ出てしまえば良いのですが、気管内に残ると呼吸困難の原因になります(気道異物)。

防止のポイント

窒息事故や気道異物を防ぐためには、以下のような点に気をつけることが大切です。

  • 顔がうずまって呼吸ができなくなるような、柔らかい枕や敷きフトンを使わないように。

  • シーツはしわのよらないようにしっかり張ってとめる。

  • かけもので、動きがさまたげられないように。

  • 頭を十分上げられない時期は、うつぶせにしたままそばを離れない。

  • 哺乳瓶をくわえさせたまま、そばを離れない。

  • ビニール袋やゴム風船などで遊ばせたり、それらを手の届くところに置いたりしない。

  • ロープやコードなどひも状のものは、小さな子どもの手の届かないところへ。

  • 小さなオモチャを口に入れて遊ばないように。

  • 乳児や幼児には、ピーナッツやアーモンドなどのナッツ類は与えない。

  • 口にものを入れたまま走ったり、食事中にバカ騒ぎをしたりしない。

誤飲・中毒を防ぐために

誤飲はコインやタバコなど、食べ物でないものが飲み込まれることを言います。飲み込まれたものが毒性をもっていれば、粘膜を傷つけたり、中毒をひきおこします。
家庭には子どもが口に入れれば危険な物が、いたる所にあります。

防止のポイント

誤飲の事故を防ぐために、以下のような点に十分気をつけて下さい。

  • 小さなオモチャなどを口にいれて遊ばないように。

  • コインや電池などを、赤ちゃんの手の届くところへ置かない。

  • タバコを、子供の手の届くところに放置しない。

  • ジュースなどの空き缶を、灰皿がわりにはけっしてしない。極めて危険!

  • 家族の健康のためにも、子どもをもった機会に禁煙を!

  • クスリは、子どものあけられない所に保管する。

  • お年寄りのいる家庭では、置き忘れが多いので注意!

  • 安全キャップの容器が望ましい。

  • 冷蔵庫の水薬は、特に危険!

  • しっかりとフタをして、更にビニール袋に入れ、口を固く縛っておく。

  • 洗剤、漂白剤、殺虫剤、化粧品などはすべて、子どもの手の届かない高い所や、鍵のかかる所に保管する。

火事・やけど・感電を防ぐために

火事は家族みんなにとっても非常に危険です。火の取り扱いには、十分気をつけましょう。ヤケドは体にも心にも、傷跡を残します。ひどければ、命にもかかわります。火事やヤケド、また感電を防ぐために、以下のことに注意しましょう。

防止のポイント

火事やヤケド、また感電を防ぐために、以下のことに注意しましょう。

  • 子どもに火の怖さを教え、何が危険かを教えておくことが大切です。

  • 火事になった時にはどうするか、子どもに繰り返し教えておく。119番への電話のかけ方も!

  • 避難方法をあらかじめ知っておく。避難ルート、家族の集合場所も決めておく。

  • タコ足配線はやめましょう。

  • 火家の電気配線、電気器具の安全の点検を怠らない。

  • すりきれたコードやグラグラのプラグなどは、とりかえておく。

  • 台所などには、必ず消火器を! 火災報知機の設置。

  • タバコの火の始末は、くれぐれも忘れずに!

  • ストーブには囲いを!

  • アイロンかけの際には、スウィッチを入れたままそばを離れない!

  • 料理や食事の際に、熱いものは子どもから遠ざける。

  • 食卓では、子どもの頭越しに熱いものを配ったりしない。

  • 熱湯の出る蛇口には注意するよう、繰り返し教える。

  • わかしたての熱いお風呂のお湯は、全身の大ヤケドのもとです。風呂場にも、必ず鍵を!

  • 使わない電気器具のプラグは、抜いておく。使っていないコンセントには蓋をする。

  • 水のあるところでは、電気器具は使わせない。

溺水・水の事故を防ぐために

プールや池、海で溺れる場合だけではなく、わずか数センチの水でも鼻と口さえ塞(ふさ)がれれば、子どもは命を失います。

防止のポイント

子どもの溺水、水の事故を防ぐために、いつも細心の注意を払っていて下さい。

  • 風呂の残り湯、洗濯機にためた水での事故は、あとを断ちません。

  • 蓋(ふた)をしっかり閉めましょう。

  • 風呂場や洗濯場にも鍵(かぎ)をかけましょう。

  • プールや水遊びの際には、いつでも救助ができるよう必ず監視役の大人が付き添う。

  • 救命具も備えておくこと。

  • 舟遊びや水遊びでは、ふざけすぎないように。

  • 溺れた人の救助法をあらかじめ知って、機会があれば訓練を受けておくように。

転倒・落下を防ぐために

転倒・落下事故は、命にかかわる大きなケガにむすびつきます。
十分気をつけて、子どもに危険でない環境を準備する必要があります。

防止のポイント

転倒・落下の事故を防ぐために、以下のことに注意してください。

  • 小さい子どものいる家では、階段の上下に柵をつけておきましょう。

  • 廊下、板の間、階段などがすべりやすくないように。

  • 廊下や階段に、つまずきやすいものを置かない。

  • じゅうたんや玄関マットは固定しておく。

  • 風呂場にもマットなどを敷いて、すべらないように!

  • テーブルやイスは、安定した倒れにくいものを!

  • こどもを高いイスに座らせるときは、安全ベルトを!

  • 家具やテーブルの足などは、できるだけ角のとれたものを!

  • 窓やテラスには十分な高さの、しっかりした柵を!

  • その側にエアコンの室外機など、足台になりそうなものはけっして置かないように!

  • 窓やドアには、こどもの届かない高さに、こどもの開けられない鍵を!

  • 止めた自転車の荷台や補助イスにこどもを乗せたまま、自転車を離れない!

  • けがのみならず、車道側に倒れれば通りかかった車に轢かれて大事故になります。

  • 衣類の裾は長すぎないように。

  • 靴は大きすぎない、底の滑りにくいものを。靴の紐がほどけていないように!

  • 家の中では、大騒ぎをしたり、走り回ったりしないように!

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