2017/5/31

7割近くも……子どものけがの発生場所とは?

更新⽇:2023/12/28( 最新情報に基づき記事の内容を一部更新しました)

元気いっぱいに遊ぶ子どもたち。ほほえましい反面、けがをしないかハラハラドキドキ……。ちょっと目を離した隙に子どもがけがをしてしまった、という経験を持つパパ・ママは多いのではないでしょうか。

とはいえ、四六時中、子どもたちがけがをしないように注意するのはなかなか難しいものです。けがの起きやすい場所を把握し、少しでもけがの危険から子どもたちを守りましょう。

子どもの事故の7割近くが、実は家庭内で起きている!

子どもたちのけがは多種多様です。「すり傷・打ち身・打撲」が56.3%で最も多く、以下、「異物侵入」が15.4%、「刺傷・切傷・裂傷」が10.8%、「やけど」が10.5%、「骨折」が2.4%となっています。

これらのけがは外出中に起きていると思われがちですが、実は67.4%が家庭内で起きているのをご存じでしょうか?いくつか例を挙げてみましょう。

■高いところから落ちて「打ち身」や「骨折」
階段以外にも、ソファ・イス・ベッドなどからの転落事故が多発しています。小さな子どもを大人用のソファやベッドに寝かせていたためにズレ落ちてしまった、という事例も。寝返りなどはできなくても、手足をばたつかせて動いてしまうので要注意です。

■小さなものを誤飲して「異物侵入」
特に誤飲で気を付けたいものは、医薬品・ボタン電池・水で膨らむビーズ(植物を栽培するときなどに利用するビーズ状の高吸水性樹脂で、水を吸収すると4倍~10倍程度に膨らむ)などです。例えば、ボタン電池を飲みこんだ場合、化学変化により食道や胃などに穴が開く恐れがあります。また、水で膨らむビーズは、誤飲をすると体内で大きく膨らみ、腸などが詰まってしまうことも。状況により手術が必要になることもあり、大変危険です。

■熱いものに触って「やけど」
調理中やタバコの火の他にも、加湿器・炊飯器・電気ポットや温風ストーブの前で寝てしまい、やけどにつながることもあります。また、テーブルクロスを引っ張ってしまい、その上にのっていた温かい料理や飲み物などをかぶってしまった、という事例も。

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子どものけがのリスク軽減のために家庭でできること

赤ちゃんや小さな子どもは大人と違い、身体の大きさと比べると頭が重くバランスを崩しやすいため、転倒などによるけがが多くなりがちです。滑りやすい床の部屋では靴下を脱がせたり、床に新聞などを出しっぱなしにしたりしないようにしましょう。

また、転落防止の柵があると安心です。周りに踏み台になるようなものがないかどうかも合わせて確認してください。「家具の角には保護用ガードを付ける」「子どもの手の届くところに危険なものや小さなものは置かない」「子どもが勝手にベランダに出られないようにする」なども有効な対策といえます。

さらに、歯ブラシ・箸・フォークを口に入れたままにさせないなどの、しつけも必要です。浴槽を覗き込んで溺れることもあるため、子どもが小さいうちは少ない水も溜めたままにしない、もしくは必ずフタをするなど心がけましょう。

子どものけがのリスクは常に身近に

ただ、どんなに大人が気を付けても、残念ながら子どもがけがをしてしまうことはありえます。そのため、子どものけがのリスクにも備えておきたいところです。

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